特許
J-GLOBAL ID:200903069933302429
ポリエチレン製パイプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-011948
公開番号(公開出願番号):特開平11-199719
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 優れた機械的物性、特に低温耐衝撃性と長期疲労特性に優れたポリエチレン製パイプであって、該ポリエチレン製パイプが幾何拘束型のシングルサイト触媒を用いてスラリー重合法により得られたポリエチレンからなるポリエチレン製パイプ。【効果】 優れた機械的特性と、成形加工性に優れたポリエチレン製パイプを提供することができた。
請求項(抜粋):
(1)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)測定において、実質的に重量平均分子量(Mw)が1,000以上150,000未満の低分子量成分(エチレン系重合体Aとする)と、Mwが150,000以上1,500,000以下の高分子量成分(エチレン系重合体Bとする)の2つの成分からなる分子量分布を有し、(2)Mw/Mnの値が5以上50以下(ただし、MnはGPC測定において求められる数平均分子量)であり、(3)前記エチレン系重合体Bが、昇温溶出分別とゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーとのクロス分別測定(CFC)によって求められる分子量-溶出温度-溶出量の相関において、式(1)で表現される溶出温度(Ti/°C)と該溶出温度における溶出成分の極大分子量(Mmax( Ti))の最小二乗法近似直線関係式 log(Mmax(Ti))=A×Ti+C ・・・(1)(ただし、【式1】においてA及びCは定数)において、定数Aが以下の関係式(2)を満たし、-0.5≦A≦0 ・・・(2)(4)密度が0.940g/cm3 以上0.970g/cm3 以下であり、(5)荷重5kg、温度190°C条件のメルトフローレート値(I5 )が0.05g/10min以上5g/10min以下であり、(6)-20°Cにおけるシャルピー衝撃強度が8kgf・cm/cm2 以上であり、(7)測定温度80°Cにおける曲げESCR(単位;hr)が1,000hr以上であり、(8)繰り返し引張り疲労試験における印加応力(σ、単位;MPa)と破断に至るまでの繰り返し回数(N)が下記の条件(a)及び(b)を同時に満足するポリエチレンからなるパイプ。(a)1,000回の繰り返し回数での破断応力(σ1,000 )が10MPa以上(b)8MPaの印加応力での破断までの繰り返し回数(N8MPa)が10,000回以上
IPC (3件):
C08L 23/04
, C08F 4/642
, C08F 10/02
FI (3件):
C08L 23/04
, C08F 4/642
, C08F 10/02
引用特許:
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