特許
J-GLOBAL ID:200903069937879216

流体取扱装置用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-115999
公開番号(公開出願番号):特開2000-310380
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 流体取扱装置の流路を連結するコネクタ10であって、工具を使用することなく手によって迅速かつ容易に連結及びその解除が可能なコネクタを提供する。【解決手段】 コネクタ10は、円筒形プラグ壁16及び半径方向に延伸するフランジ18を備えるプラグ12と、円筒形ソケット壁22及び円周上に対向して配設された一対の保持器24を備える係合ソケット14を含む。保持器24はソケット壁22から離間して軸方向に延伸する可撓性レバー26を有する。レバー26はレバーの両端の中間位置に設けた支点壁32を介してソケット壁22に連結されている。ソケット壁と保持器の間に設けた割ロックリング36が保持器の基底部に近い位置から遠い位置へと移動できる。各保持器の自由端のラッチ34がプラグフランジ18と係合してプラグ12とソケット14の係合が外れることを防止する。一方、割ロックリング36が保持器24の基端に近い位置にあるときに手でレバーをたわませてラッチをプラグフランジ34から離脱させてプラグとソケットの軸方向の係合を解くことができる。
請求項(抜粋):
流体取扱装置の流体が通る複数の流路を連結するコネクタであって、第1流路の終端を形成し、円筒形プラグと、半径方向に延伸するフランジとを有するプラグと、第2流路の終端を形成し、円筒形ソケット壁と、前記プラグ及び前記ソケットを離脱可能に、係合した状態に維持するように円周上の対向位置に設けた一対の保持器とを有するソケットとを含んでなり、前記各保持器は、前記ソケット壁から半径方向に離間し軸方向に延伸する可撓性のレバーであって、基端において前記ソケット壁に連結され自由末端においてラッチを有し、かつ前記基端と前記自由末端との中間に位置する支点壁を介して前記ソケット壁に連結されたレバーと、該レバーと前記ソケット壁との間に配設されたロックリングであって、前記保持器の基端に近い位置から該基端から離れた位置へ移動可能なロックリングを有し、前記各保持器の前記ラッチを前記プラグフランジと係合可能に設けて前記プラグと前記ソケットの係合が外れることを防止し、前記ロックリングが前記保持器基端に近い位置に位置するときに前記各保持器の前記レバーを押圧して前記各ラッチを前記フランジから外すことができるように設けたコネクタ。

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