特許
J-GLOBAL ID:200903069941635470

誘電体被覆物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360610
公開番号(公開出願番号):特開平6-200245
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 例えば硫化亜鉛等からなる蛍光体に、高誘電率を有し且つ結晶構造をなす誘電体を被覆させてなる誘電体被覆物およびその製造方法を提供する。【構成】 この誘電体被覆物は、基体となる硫化亜鉛粉末を、強誘電体であり、且つ結晶構造をなすチタン酸バリウムの緻密な皮膜で被覆してなるものである。この被覆物は、(1)ジプロポキシバリウムおよびチタンテトライソプロポキシドをイソプロピルアルコールに溶解させてアルコキシド液を作り、(2)その液を約50°Cに保ちながら、硫化亜鉛粉末を十分に分散させ、(3)所定量の蒸留水を滴下する、ことにより得られる。【効果】 蛍光体の特性を損なうことなく、蛍光体に結晶性誘電体を100°C以下で被覆させることができるので、蛍光体の発光輝度と寿命の何れも飛躍的に増大させることができるとともに、工業的にも量産可能であり、実用価値が極めて大である。
請求項(抜粋):
カルシウム、ストロンチウム、およびバリウムよりなる第1群から選ばれた少なくとも一種の金属の酸化物と、チタンおよびジルコニウムよりなる第2群から選ばれた少なくとも一種の金属の酸化物とからなる複合酸化物の結晶性誘電体で、基体を被覆したことを特徴とする誘電体被覆物。
IPC (5件):
C09K 11/08 ,  C09K 11/00 ,  C09K 11/56 CPC ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22

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