特許
J-GLOBAL ID:200903069942580814

半導体レーザーの自動パワー制御装置および自動パワー制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-133433
公開番号(公開出願番号):特開平9-321386
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 半導体レーザーの自動パワー制御(APC)回路で半導体レーザーがサージ電流等によりダメージを受けた場合に、すみやかにその異常を検知することができ、またその後の処置、トラブルの原因究明が容易になるようにする。【解決手段】 APC区間の毎回の終了時点でアップ/ダウンカウンタのカウント値(以下、制御量)を記憶するラッチ14と、APC区間内で変化している制御量からラッチ14に記憶された制御量を減算する減算器15と、減算器15の出力とレジスタ17の所定の基準値とを比較するコンパレータ18と、減算器15の出力が所定の基準値よりも大きくなった場合は半導体レーザーに何らかの異常が発生したと判断してAPCエラー信号を生成するとともに、ANDゲート10を介して上記制御量のそれ以上の増加を停止することで駆動電流源4の駆動電流値の増加も停止するフリップフロップ19とを有する。
請求項(抜粋):
周期的に設定された特定の区間でのみフィードバック制御を行って半導体レーザーの光出力を一定の目標値に制御する自動パワー制御装置において、前記半導体レーザーの光出力を検出する光出力検出手段と、該光出力検出手段の検出値と前記目標値とを比較する比較手段と、該比較手段の出力に基づいて前記光出力検出手段の検出値を前記目標値に一致させるように特定の制御量を増減させる制御量増減手段と、該制御量増減手段で増減された前記制御量の大小に従って前記半導体レーザーの駆動電流値を決定する駆動電流値決定手段と、前記特定の区間以外では前記制御量増減手段で増減された前記制御量を一定に保持することによって前記半導体レーザーの駆動電流値を一定に保持する駆動電流値保持手段と、前記半導体レーザーの駆動電流をオン/オフして前記半導体レーザーを点灯/消灯させる電流スイッチング手段と、前記制御量増減手段で増減された前記制御量を前記特定の区間の毎回の終了時点で記憶する制御量記憶手段と、前記特定の区間内で変化している前記制御量増減手段で増減された前記制御量から前記制御量記憶手段に記憶されている直前の制御量を減算する減算手段と、該減算手段の出力と所定の基準値とを比較して該減算手段の出力が該基準値よりも大きくなったか否かを判断する判断手段と、前記減算手段の出力が前記基準値よりも大きくなったとの前記判断手段の判断に応じて、前記半導体レーザーでの異常の発生を示すエラー信号を生成するとともに、前記制御量増減手段での前記制御量のそれ以上の増加を停止することで前記半導体レーザの前記駆動電流値の増加を停止する異常検知処理手段とを有することを特徴とする半導体レーザーの自動パワー制御装置。
IPC (3件):
H01S 3/18 ,  H01S 3/103 ,  H01S 3/13
FI (3件):
H01S 3/18 ,  H01S 3/103 ,  H01S 3/13

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