特許
J-GLOBAL ID:200903069948208933

電動格納式ドアーミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326972
公開番号(公開出願番号):特開平9-164882
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 ミラーアセンブリの安定、前方傾倒角度の確保。【解決手段】 回動面16に、3個のボール17と、ミラーアセンブリ6の後方格納角度β分ボール17が転動できる長溝の3個の第1溝25とがそれぞれ設けられ、固定面15に、モータ12のトルクではボール17が乗り上げられず、ミラーアセンブリ6の前方傾倒時の手動や緩衝回動によりボール17が乗り上げられる第2溝26が3個設けられ、この3個のボールがこの3個の第2溝に脱着可能にそれぞれ嵌合されている。この結果、3組のボール17及び第1溝25及び第2溝26から構成された規制手段により、ミラーアセンブリ6を3点で支持するので、安定性が増してミラーアセンブリ6が電動格納作動時に傾くことが無い。また、回動面16の長溝の第1溝25で後方格納角度βを確保摺るので、固定面15で前方傾倒角度α1を充分に確保できる。
請求項(抜粋):
車体に固定されるミラーベースにはシャフトが植設されており、このシャフトにはミラーアセンブリが回動可能に支持されており、このミラーアセンブリ内にはモータが内蔵されており、このモータと前記シャフトとの間には減速機構及びクラッチ機構が介装されており、前記モータにはスイッチ装置が接続されており、相互に対向する前記ミラーベース及び前記シャフト側の固定面と前記ミラーアセンブリ側の回動面とには前記ミラーアセンブリの使用位置と後方格納位置とを規制するための規制手段が設けられており、前記モータを駆動させることにより前記ミラーアセンブリがミラーベースに対して使用位置と後方格納位置との間を回動変位し、前記ミラーアセンブリが後方格納位置又は使用位置に位置した所で、前記規制手段の規制作用により前記ミラーアセンブリが後方格納位置又は使用位置に停止すると共に、前記スイッチ装置が作動して前記モータへの通電が遮断され、また前記ミラーアセンブリを手動又は緩衝回動により前方に傾倒させると、通常継状態にある前記クラッチ機構が断状態となって前記ミラーアセンブリが前方に傾倒する電動格納式ドアーミラーにおいて、前記規制手段は、3個のボールと、3個の第1溝と、3個の第2溝とから構成されており、前記固定面と前記回動面との何れか一方には、前記ボールと、前記ミラーアセンブリが使用位置と後方格納位置との間を回動変位する角度分前記ボールが転動できる長溝の前記第1溝とがそれぞれ設けられており、前記ボールが前記第1溝に嵌合されており、前記固定面と前記回動面との何れか他方には、前記モータのトルクでは前記ボールが乗り上げられず、前記ミラーアセンブリの前方傾倒時の手動や緩衝回動により前記ボールが乗り上げられる前記第2溝が設けられており、前記ボールが前記第2溝に脱着可能に嵌合されている、ことを特徴とする電動格納式ドアーミラー。

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