特許

J-GLOBAL ID：200903069954071427

塗工装置

発明者： 内田 圭亮 ,  大島 裕子
出願人/特許権者： 株式会社リコー
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-114347
公開番号（公開出願番号）：特開平7-289961
出願日： 1994年04月28日
公開日（公表日）： 1995年11月07日
要約：

【要約】【目的】 転塗時における塗布液中への気泡の混入を防止することができる塗工装置の提供。【構成】 塗布液1中に一部を浸漬した主ロール3と、この主ロールに対峙させた副ロール2とを備え、これら主ロール3と副ロール2との間に帯状の被塗布物4を挟挿し、主ロール2を回転させて塗布液1を帯状の被塗布物に順次塗布を行う。被塗布物の運動方向とは反対方向に回転する被塗布物の幅と同程度の幅のローラー5を塗布液が被塗布物に転塗される点近傍に設置する。ローラー5は空気境界層を発生させているが、この層内の空気の流れは被塗布物表面の空気境界層内の空気の流れと反対方向であり引き起こされる流れは打ち消しあい、被塗布物表面の空気境界層の影響を軽減して、転塗時における塗布液中への気泡の混入を防止する。

請求項（抜粋）：

塗布液中に一部を浸漬した主ロールと、該主ロールに対峙させた副ロールとを備え、これら主ロールと副ロールとの間に帯状の被塗布物を挟挿し、主ロールを回転させて塗布液を帯状の被塗布物に順次塗布するようにした塗工装置において、前記帯状の被塗布物に塗布液が転塗される位置の直前位置に被塗布物の搬送経路の移動方向と反対方向に回転する円柱状のローラーを設置したことを特徴とする塗工装置。