特許
J-GLOBAL ID:200903069956897241
人物像伝送方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238439
公開番号(公開出願番号):特開平6-090444
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 撮像した画面の中から常時人物像を抽出できるようにし、その表示画像の解像度を向上させると共に人物像とその人物像を含む広い範囲の画像とを合成した画面を表示可能とする。【構成】 人物像識別部20ではテレビカメラ1で撮像したNTSC方式の全領域画面(600画素×480ライン)から人物像の位置を識別し、その位置情報を基に人物像領域抽出部10で画面内より人物像を含むCIF(共通中間フォーマット)の大きさの画像(360画素×288行)を抽出する。この人物像は人物像符号化部11-伝送路5-人物像復号部12を経て画面合成部13に入力される。カメラからの全領域画像はNTSC/CIF変換部3でCIFの大きさに縮小され、符号化部4-伝送路5-復号部6を経てCIF/NTSC変換部7でNTSCの画像に拡大されて画面合成部13に入力され、人物像と全領域画像とが合成されて、ディスプレイ9に表示される。合成された人物像の解像度は全領域画像に比べて良いため、相手の表情変化等が良く分かる。
請求項(抜粋):
撮像装置から出力されるn1×n2(n1,n2は自然数)の画素画面より人物像の位置を識別する人物像識別手段と、該人物像識別手段により識別された人物像を含むm1×m2(m1,m2は自然数、m1はn1より小さい値、m2はn2より小さい値)の領域のみを前記撮像装置から出力される画像から抽出する人物像領域抽出手段と、前記撮像装置から出力される画像をm1×m2に変換する画像縮小変換手段と、該画像縮小変換手段から出力される画像と前記人物像領域抽出手段から出力される画像を各々符号化および復号する手段と、該復号された画像縮小変換手段から出力される画像をn1×n2に変換する画像拡大変換手段と、該画像拡大変換手段からの出力画像と前記復号された人物像領域抽出手段から出力される画像を合成する画像合成手段とを有することを特徴とする、人物像伝送方式。
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