特許
J-GLOBAL ID:200903069961467298

電解コンデンサ用アルミニウム箔コイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313715
公開番号(公開出願番号):特開平10-152763
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 電解エッチング性を向上させることにより、箔の表面積を拡大して、静電容量を向上させることができると共に、折曲強度を高めることができる電解コンデンサ用アルミニウム箔コイルの製造方法を提供する。【解決手段】 先ず、Alを99.8重量%以上含有し、残部が不可避的不純物であるアルミニウム箔を脱脂する。次に、このアルミニウム箔をコイル状とした素コイルを焼鈍炉内に配置し、この焼鈍炉内を1×10-2Torr以下の圧力まで初期排気する。次いで、前記焼鈍炉内に不活性ガスを流入して焼鈍炉内の圧力を500乃至950Torrとし、この圧力を保持した状態で焼鈍炉内を350乃至450°Cの温度まで加熱する。その後、前記焼鈍炉内を1Torr未満の圧力まで排気し、更に、この焼鈍炉内に再度不活性ガスを流入して焼鈍炉内の圧力を500乃至950Torrとし、この圧力を保持した状態で、前記素コイルを450乃至600°Cの温度で1時間以上焼鈍する。
請求項(抜粋):
Alを99.8重量%以上含有し、残部が不可避的不純物であるアルミニウム箔を脱脂する脱脂工程と、前記アルミニウム箔をコイル状とした素コイルを焼鈍炉内に配置し、この焼鈍炉内を1×10-2Torr以下の圧力まで初期排気する第1排気工程と、前記焼鈍炉内に不活性ガスを流入して焼鈍炉内の圧力を500乃至950Torrとし、この圧力を保持した状態で焼鈍炉内を350乃至450°Cの温度まで加熱する加熱工程と、前記焼鈍炉内を1Torr未満の圧力まで排気する第2排気工程と、前記焼鈍炉内に再度不活性ガスを流入して焼鈍炉内の圧力を500乃至950Torrとし、この圧力を保持した状態で、前記素コイルを450乃至600°Cの温度で1時間以上焼鈍する焼鈍工程と、を有することを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム箔コイルの製造方法。
IPC (8件):
C22F 1/04 ,  H01G 9/04 304 ,  H01G 9/055 ,  C22C 21/00 ,  C22F 1/00 622 ,  C22F 1/00 661 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00
FI (8件):
C22F 1/04 K ,  H01G 9/04 304 ,  C22C 21/00 H ,  C22F 1/00 622 ,  C22F 1/00 661 Z ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  H01G 9/04 346

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