特許
J-GLOBAL ID:200903069971596215

ポリエ-テルグリコ-ルの分子量分布を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-141963
公開番号(公開出願番号):特開2000-044672
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【解決手段】 ヘテロポリ酸を触媒として用いて原料モノマーとしてのテトラヒドロフランを重合し、所定の数平均分子量を有するポリエーテルグリコールを製造する際に、ポリエーテルグリコールの分子量分布を制御する方法であって、原料有機相と触媒相との2相を形成する量の水を存在させた状態で重合を行い、重合中に重合生成物を採取して分子量分布を測定し、反応槽中のテトラヒドロフラン滞留時間(V/F、ただし、Vは反応槽中の全液容積、Fは反応槽へのモノマー供給速度)を変化させることによってポリエーテルグリコールの分子量分布を制御する方法。【効果】 用途に応じて所定の分子量及び分子量分布を有すポリエーテルグリコールを製造することができる。
請求項(抜粋):
ヘテロポリ酸を触媒として用いて原料モノマーとしてのテトラヒドロフランを重合し、所定の数平均分子量を有するポリエーテルグリコールを製造する際に、ポリエーテルグリコールの分子量分布を制御する方法であって、原料有機相と触媒相との2相を形成する量の水を存在させた状態で重合を行い、重合中に重合生成物を採取して分子量分布を測定し、重合体の分子量分布を広くする場合は反応槽中のテトラヒドロフラン滞留時間V/F(ただし、Vは反応槽中の全液容積、Fは反応槽へのモノマー供給速度)を増加させ、分子量分布を狭くする場合はV/Fを減少させることを特徴とするポリエーテルグリコールの分子量分布を制御する方法。

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