特許
J-GLOBAL ID:200903069977617540

アンチスキッドブレーキ制御装置における車輪速センサの異常検出方法およびこの異常検出方法を用いたアンチスキッドブレーキ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276133
公開番号(公開出願番号):特開平6-080072
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】センサロータとセンサとのギャップが広がってセンサ出力特性が劣化したとき、アンチスキッドブレーキ制御が誤制御するのを確実に防止する。【構成】車両発進時に、車輪速センサ8で0から急激に上昇したときの立上り車輪速度Visを検出する。この立上り車輪速度Visが、アンチスキッドブレーキ制御下限速度値より高い第1判定基準速度値Vaより大きく、かつ第2判定基準速度値Vb以下のときは、その立上り車輪速度Visが前輪側の場合はセレクトハイ制御に切り換え、後輪側の場合は、アンチスキッドブレーキ制御下限車輪速度値VLを、この立上り車輪速度Visに設定する。立上り車輪速度Visが第2判定基準速度値Vbより大きいときは、前輪側及び後輪側ともアンチスキッドブレーキ制御を禁止するとともに、警報ランプを点灯する。
請求項(抜粋):
車輪速センサからの車輪速度がアンチスキッドブレーキ制御が開始されるアンチスキッドブレーキ制御下限速度値より高いとき、前記車輪速度に基づいて制動時の車輪のロックを判断し、車輪がロック傾向にあると判定されると、少なくともその車輪に対してロック傾向が解消するようにブレーキ力を調整するアンチスキッドブレーキ制御装置における車輪速センサの異常検出方法において、前記アンチスキッドブレーキ制御下限速度値より高い第1判定基準速度値を設定し、車両発進時に車輪速度が徐々に上昇していくとき、前記車輪速センサにおいて急激に上昇したときの立上り車輪速度を検出し、この立上り車輪速度が、前記第1判定基準速度値より高いときは、前記車輪速センサが異常であると判定することを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御装置における車輪速センサの異常検出方法。

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