特許
J-GLOBAL ID:200903069980266961

注入器ペンの使い捨て部分を形成する凍結乾燥した化合物用カートリッジアセンブリーと同様に凍結乾燥して封止する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-521155
公開番号(公開出願番号):特表平8-503155
出願日: 1994年03月14日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】凍結乾燥した製晶を保持し、ペン型注入器(104)の使い捨て部分を形成しているカートリッジアセンブリー(90)は、製晶を収容するのに適応した円筒形ガラスカートリッジ、密封キャップ(20)、カートリッジケース(76)、及びプランジャー機構を含む。密封キャップ(20)は凍結乾燥中弾性のある円板シール(52)を保持するのに適応していて、且つ直径方向に向かい合った出っ張り(38,40)を有している。密封キャップ(20)とシール(52)はアンプル(58)の首部に蓋をするのに適応していて、首部はその端に半径方向に拡がった円周状のフランジ(62)を有している。密封キャップ(20)の出っ張り(38,40)と首部のフランジ(62)は密封キャップ(20)が凍結乾燥、酸素追放及び窒素置換のあいだ開状態を保つことを可能にする。密封キャップ(20)の内側に作られた楕円形の凹みはフランジ(62)の下に密封キャップ(20)を保持するのに縁曲げ成型をすることなく、フランジ(62)の周りに密封キャップ(20)をぱちんと留める助けとなる。凍結乾燥した薬品の戻しは斜め角度のコネクター(30)の使用により希釈剤を薬品に間接的に突き当てて発泡無しで実行される。注入ペン(104)とカートリッジアセンブリー(90)はプランジャーロッド(108)の引っ込み行程の長さがロッドの先端(73)内の凹み(107)の軸長よりも短いように協業する。
請求項(抜粋):
カートリッジ内部の注入可能な製品を凍結乾燥して密封する方法であって、本方法は次のステップから成り、そのステップは、第一端部に肩部(66)を有する細長いカートリッジ(58)と、第一開口を画定し且つ前記第一開口に隣接して円周状であって半径方向に外側に拡がったフランジ(62)を有するへり(63)と、そして前記フランジと肩部の間の軸方向に位置する首部(64)とを具備するステップと、前記首部は前記フランジと肩部より小さな直径を有し、前記第一開口から遠い側にある第二端部に第二開口を有する前記カートリッジを備え、そして前記第二開口にプランジャー(54)を挿入するステップとからなり、さらに、ステップは、 円筒状部分とシール(52)を有するキャップ(20)と、ここで前記円筒状部分は前記首部を収容できる開放底部を含み、前記キャップは前記キャップを通って針を受け入れる孔を有する頂部を含み、前記キャップの外周に配置された少なくとも一つの通気孔(34)と、前記通気孔の軸方向に下で前記円筒状部分から半径方向内側に伸びている前記キャップ内の少なくとも二つの変形可能な出っ張り(38,40)とを備えるステップと、ここで前記シールは前記頂部の孔を閉塞するために前記通気孔と前記頂部の間で軸方向に配置されており、 前記カートリッジの中に凍結乾燥されるべき製品を挿入するステップと、 前記変形可能な出っ張り(38,40)が前記フランジ(62)の上に載り且つ前記通気孔が前記カートリッジの第一開口と流体の連絡がつくように前記キャップを前記カートリッジの上に置き、凍結乾燥室内に前記キャップの付いた前記カートリッジを置き、製品を凍結乾燥するステップと、そして、 前記変形可能な出っ張りがその中にしっかりと保持されるべき前記フランジ(62)の周りと前記首部の中にめり込んでぱちんと留まり、前記通気孔(34)は前記カートリッジの第一開口との連絡が遮断され、且つシール(52)が前記頂部の孔と前記カートリッジの第一開口の間に気密障壁を与えるように前記頂部に及ぼされる下向きの圧力により前記へり(63)と密封かみ合わせで圧縮されるように、前記キャップに下向きの圧力を及ぼすことにより前記キャップを密封するステップから構成されることを特徴とするカートリッジ内部の注入可能な製品を凍結乾燥して密封する方法。
IPC (2件):
A61M 5/24 ,  A61J 1/05
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平3-504927

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