特許
J-GLOBAL ID:200903069981406589

試料分子同定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  石田 悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-163971
公開番号(公開出願番号):特開2005-004988
出願日: 2003年06月09日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】試料分子の同定をより一層適切に行うことが可能な試料分子同定方法を提供すること。【解決手段】イオン化室1にてイオン化された試料分子(以下、単にイオンと称する)を、ゲート電極31にパルス状の電圧を印加して電位を変化させることで、ドリフト室21内に導入する。ドリフト室21に導入されたパルス状のイオン群は、ドリフトガス導入管47より導入されたドリフトガスの分子の影響を受けることで時間的遅れを持って移動し、ドリフト室21内に形成されたほぼ均一の電界に沿って集電極45に到達する。集電極45に到達したイオン群はパルス状の電気信号として出力され、当該電気信号に対応する応答波形が取得されることとなる。既知の試料分子について応答波形を取得し、当該応答波形の半値幅を予め求めておき、予め求めた半値幅と被同定対象の試料分子の応答波形における半値幅とを対比することにより、試料分子を同定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
被同定対象の試料分子を同定するための試料分子同定方法であって、 前記被同定対象の試料分子をイオン化室にてイオン化し、 前記イオン化した試料分子を、電界を形成したドリフト室内に導入し、形成した前記電界により前記ドリフト室内を移動させ、 前記ドリフト室内を移動する前記イオン化した試料分子を集電極にて集電し、前記集電極から出力された前記電気信号に対応する応答波形を取得し、 前記応答波形における幅に基づいて前記被同定対象の試料分子を同定することを特徴とする試料分子同定方法。
IPC (1件):
H01J49/40
FI (1件):
H01J49/40

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