特許
J-GLOBAL ID:200903069985504216

免震装置及び免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059693
公開番号(公開出願番号):特開2000-257303
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 地震に対する上部構造物21の揺れを抑えるようにした免震装置Aとして、個人住宅等のように上部構造物21が軽量であっても有効に免震機能を発揮させ、しかも、地震発生時に上部構造物21が傾いたとしても、免震装置Aを確実に作動させて上部構造物21の揺れを抑える。【解決手段】 上板1の下面中心部に支持柱5を設け、この支持柱5の下端部に、支持柱5と共に上板1を下板2に対して相対的に水平方向に摺動可能に支持する摺動部材6を設け、上板1の下板2に対する相対摺動時に伸びるゴム部材8により上板1及び下板2の外周部同士を弾性的に接続すると共に、上板1の上面に開口する嵌合凹部3を設け、この嵌合凹部3に、上部構造物21下面に下側に突出するように設けた突出部21aを嵌合させることで、上板1と上部構造物21とを連結する。
請求項(抜粋):
下面に下側に突出する突出部を有する上部構造物と、基礎との間に設けられ、地震に対する該上部構造物の揺れを抑えるようにした免震装置であって、上記基礎と連結される下板と、上記下板の上側に対向して設けられた上板と、上記上板の外周部以外の下面に下方向に延びるように固定された支持柱と、上記支持柱の下端部と下板の上面との少なくともいずれか一方に設けられ、該支持柱と共に上記上板を下板に対して相対的に水平方向に摺動可能に支持する摺動部材と、上記上板及び下板の外周部の少なくとも一部同士を弾性的に接続して、該上板が下板に対して相対的に水平方向に摺動したときに伸びる弾性体と、上記上板の上面に開口し、上記上部構造物下面の突出部と嵌合可能にかつ深さが該突出部の突出量よりも小さく形成された嵌合凹部とを備え、上記嵌合凹部と上部構造物下面の突出部との嵌合により上記上板と上部構造物とが連結されるように構成されていることを特徴とする免震装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  E04H 9/02
FI (3件):
E04H 9/02 331 A ,  E04H 9/02 331 B ,  E04H 9/02 331 E

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