特許
J-GLOBAL ID:200903069997309982
画像鮮鋭化処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-028016
公開番号(公開出願番号):特開平7-240841
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 画像入力装置の画像劣化特性を考慮して、画像鮮鋭化処理を行い画質を向上させる。【構成】 パラメータ入力端子1から入力されたスキャナパラメータpは、係数算出部3に入力される。係数算出部3では、スキャナパラメータpの値に従ってフィルタ係数を算出して、フィルタ演算部4に入力する。画像入力端子2から入力された入力画像データINは、フィルタ演算部4、第1のラインバッファ5、第2のラインバッファ6、第3のラインバッファ7、第4のラインバッファ8で1ラインずつ蓄積される。フィルタ演算部4では、5ラインの入力画像データ及びフィルタ係数に基づき畳み込み演算処理を行い各画素毎に鮮鋭化画像データを求め、出力端子9に出力画像データOUTを出力する。
請求項(抜粋):
画像入力装置の画像劣化特性によりぼけて入力された入力画像データを鮮鋭化する画像鮮鋭化処理装置において、注目画素の画像劣化のない理想的な画像データを、モデル化された前記画像入力装置の画像劣化特性を表す特性パラメータ変数、該注目画素の入力画像データ、及び該注目画素の周囲の画素の理想的な画像データの関数gで表し、前記特性パラメータ変数、該注目画素の入力画像データ及び該注目画素の周囲の画素の入力画像データの関数で近似された該注目画素の周囲の画素の理想的な画像データを前記関数gに代入し前記注目画素の理想的な画像データを、前記特性パラメータ変数、前記注目画素の入力画像データ、及び前記注目画素の周囲の画素の入力画像データの関数で表し、該関数について該注目画素及び該注目画素の周囲の画素の係数に基づく係数をフィルタの係数とする該フィルタの係数算出のため画像入力装置の画像劣化の特性パラメータを入力する特性パラメータ入力手段と、前記特性パラメータ変数に前記特性パラメータを代入し前記フィルタの係数を算出する係数算出手段と、画像入力装置より左上から右下へライン順に入力される複数ラインの入力画像データを記憶する記憶手段と、前記係数算出手段のフィルタ係数と前記記憶手段に記憶された注目画素を中心とする複数画素の入力画像データを入力して畳み込みの演算処理をするフィルタ演算手段とを、備えたことを特徴とする画像鮮鋭化処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N 1/40 101 D
, G06F 15/68 405
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