特許
J-GLOBAL ID:200903070000209337
壜容器における封止装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338985
公開番号(公開出願番号):特開平9-175549
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 壜口筒の螺条を封止機能部分として利用する構成において、壜口筒に対するキャップの適正な螺着処理を達成し、壜口筒に対するキャップの螺着を安全にかつ強力に達成し、安全な密封性を発揮することにある。【解決手段】 壜口筒1の螺条2の下端に、水平な下面である係止面4と尖塔先端5を有する下端係合部3を形成し、キャップ本体7に破断部9を介して連設した封止リング8の下端に、螺合限位置で弾性復帰する係止弾片12を螺脱方向に延出設して係合凹部13を形成し、開封時に係合凹部13を係止弾片12のガイドにより、下位の螺条2の下端係合部3に螺脱方向から係合させる。
請求項(抜粋):
外周面に刻設した螺条(2) の下端部に、下面を水平な係止面(4) として、先端を鋭く尖った尖塔先端(5) とした下端係合部(3) を形成した壜口筒(1) と、有頂円筒形状のキャップ本体(7) の下部に、破断し易い肉薄な破断部(9) を介して、短円筒形状の封止リング(8) を一体に設け、前記キャップ本体(7) および封止リング(8) の内周面に、それぞれ前記螺条(2) と螺合する螺子条(10)および螺条片(11)を設け、該螺条片(11)の下端部に、延出端と該螺条片(11)下面との間に、前記螺合した螺条(2) と螺条片(11)との間に形成される空隙(S)よりも大きい幅の隙間を形成する係止弾片(12)を、前記螺条片(11)下端から螺脱方向に沿って弾性変形可能に延出設して、前記螺条片(11)と係止弾片(12)との間に、前記下端係合部(3) と螺脱方向から係合する係合凹部(13)を形成したキャップ(6) と、から成る壜容器における封止装置。
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