特許
J-GLOBAL ID:200903070005796192

変速比無限大無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-227278
公開番号(公開出願番号):特開2001-050380
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 回転同期点を挟んだ急変速を行う際に、高速な変速機構と制御装置を用いることなく迅速かつ円滑な変速を実現する。【解決手段】 現在のユニット変速比IVTRATIOから到達目標ユニット変速比DIVTRATIOへ向けて回転同期点RSPを超えて変速するときには、ステップモータの速度VSTPが上限値Vmaxを超えると、動力循環モードクラッチと直結モードクラッチを半クラッチ状態にして切り換えを行う。
請求項(抜粋):
アクチュエータを備えて変速比を連続的に変更可能な無段変速機構と、一定変速機構とをユニット入力軸にそれぞれ連結するとともに、無段変速機構と一定変速機構の出力軸を遊星歯車機構、動力循環モードクラッチ及び直結モードクラッチを介してユニット出力軸に連結した変速比無限大無段変速機と、車両の運転状態に応じて到達目標総変速比を設定する目標総変速比設定手段と、この到達目標総変速比に基づいて、予め設定した回転同期点を境にして動力循環モードと直結モードの2つの運転モードのうち、いずれか一方を設定する運転モード設定手段と、この運転モードに応じて前記動力循環モードクラッチと直結モードクラッチを選択的に締結して、総変速比が無限大を含んで動力を伝達する動力循環モードと、無段変速機構の出力に応じて動力を伝達する直結モードとを切り換えるクラッチ切換制御手段と、前記到達目標総変速比と運転モードに基づいて、無段変速機構の変速比が予め設定した目標変速比となるように前記アクチュエータを制御する変速比制御手段とを備えた変速比無限大無段変速機の変速制御装置において、現在の実総変速比から到達目標総変速比へ向けて変速するときに、運転モードの切り換えが発生することを検出する運転モード切換判定手段と、アクチュエータの駆動速度を検出する駆動速度検出手段と、運転モードの切り換えが発生したときには、変速比制御手段が現在の実総変速比から回転同期点へ向けて変速を開始した後に、前記駆動速度が予め設定した限界速度を超えると、前記クラッチ切換制御手段が動力循環モードクラッチと直結モードクラッチを半クラッチ状態にして切り換えを行うことを特徴とする変速比無限大無段変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/04 ,  F16H 37/02 ,  F16H 59:36 ,  F16H 63:06
FI (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 37/02 A
Fターム (14件):
3J052AA01 ,  3J052AA19 ,  3J052CA06 ,  3J052CA11 ,  3J052CA21 ,  3J052CA33 ,  3J052FB34 ,  3J052GC11 ,  3J052GC72 ,  3J052HA02 ,  3J052HA13 ,  3J052HA19 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01

前のページに戻る