特許
J-GLOBAL ID:200903070006410174

アクティブ・エンジン・マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200847
公開番号(公開出願番号):特開2000-027931
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、エンジン・マウントやエンジンフット等が経年劣化に拘わりなく、常に最良の制振動作を実行し、最良の乗り心地を維持することができるアクティブ・エンジン・マウント装置を提供することにある。【解決手段】 エンジン7が非燃焼回転である期間T1又はT2を検出するようにしておき、エンジン7が非燃焼回転時に、適応フィルタ29から出力される駆動信号を中止し、エンジンからエンジン・マウントを介してエンジンフットに伝達される振動の各回転数帯域毎の伝達特性推定値C*データをC*推定部35で推定し、この推定された伝達特性推定値C*を固定フィルタ27に更新して記憶させることで、エンジン7が非燃焼回転である期間T1又はT2には、常に、固定フィルタ27に記憶させた伝達特性推定値C*データを最新のものに更新することができる。
請求項(抜粋):
エンジンからエンジン・マウントを介してエンジンフットに伝達される振動の伝達特性推定値を予め記憶するとともに、この伝達特性推定値を出力する固定フィルタ手段と、エンジン及びエンジン・マウントからの振動が合成されエンジンフットに伝達されるエラー振動を検出するエラー振動検出手段と、前記固定フィルタ手段からの伝達特性推定値と、前記エラー振動検出手段で検出されるエラー振動とに基づいて、エラー振動とは逆位相の駆動信号を生成する適応フィルタ手段と、与えられる駆動信号に応じてエンジン・マウントを振動する加振手段とを備え、前記エンジンフットに伝達されるエラー振動を最小になるように減衰させるアクティブ・エンジン・マウント装置であって、エンジンが非燃焼回転である期間を検出する非燃焼回転検出手段と、エンジンが非燃焼回転時に、前記適応フィルタ手段から前記加振手段に出力する駆動信号を中止する信号中止手段と、エンジンからエンジン・マウントを介してエンジンフットに伝達される振動を検出する振動検出手段と、この振動検出手段で検出される振動に基づいて、この振動の伝達特性推定値を推定する伝達特性推定手段と、この伝達特性推定手段により推定された伝達特性推定値を前記固定フィルタ手段に更新して記憶させる更新手段とを備えたことを特徴とするアクティブ・エンジン・マウント装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 15/02 A ,  B60K 5/12 H
Fターム (7件):
3D035CA31 ,  3D035CA43 ,  3J048AD03 ,  3J048CB12 ,  3J048CB19 ,  3J048DA01 ,  3J048EA01

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