特許
J-GLOBAL ID:200903070006480903

静電荷像現像用トナーの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137841
公開番号(公開出願番号):特開平8-334923
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】安定な粉体流動性が得られるとともに、帯電量の環境変動を生じないカプセル型トナーを得る。【構成】従来の転相乳化法により得た、中和剤により中和されて得られたアニオン型自己水分散性樹脂を含むトナー粒子の水性分散液に、その前記樹脂と同一極性であって、前記粒子よりも平均粒子径が小さい自己水分散性樹脂の水性分散液及び/又は前記樹脂と同一極性の水溶性樹脂の水溶液を均一に混合し、それに前記したのと逆の極性の中和剤を加えて、樹脂成分中の塩構造を元の官能基に戻してトナー粒子表面にそれを付着させる。【効果】安定な粉体流動性が得られるとともに、帯電量低下や帯電量の環境変動を生じないカプセル型トナーが得られた。
請求項(抜粋):
中和により自己水分散性となりうる樹脂(A)を中和剤(B1)で中和して得られる自己水分散性樹脂(C)と、着色剤(D)と、有機溶剤(E)とを必須成分とする混合物を、水性媒体中に加えて転相乳化するか、当該混合物に水性媒体を加えて転相乳化することにより、着色剤(D)が内包された自己水分散性樹脂からなる粒子(G)の分散液を得る第一工程、この第一工程で得られた分散液に、前記樹脂(C)と同一極性であって、前記粒子(G)粒子よりも平均粒子径が小さい自己水分散性樹脂(F)の水性分散液及び/又は前記樹脂(C)と同一極性の水溶性樹脂(H)の水溶液を均一に混合する第二工程、前記第二工程で得られた混合物に、前記中和剤(B1)と逆の極性の中和剤(B2)を加えて、塩を元の官能基に戻す第三工程、ついで、この第三工程で得られた混合物から液媒体を除去し乾燥させる第四工程からなる、着色剤(D)を内包する樹脂に未中和部分を含む前記樹脂(F)又は樹脂(H)が付着したカプセル型トナーの製法。
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08 311
FI (3件):
G03G 9/08 381 ,  G03G 9/08 311 ,  G03G 9/08 321

前のページに戻る