特許
J-GLOBAL ID:200903070015423793

廃プラスチック熱分解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100451
公開番号(公開出願番号):特開平9-286988
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 ポリ塩化ビニルを含む廃プラスチックを熱分解して、廃プラスチックから塩酸と油とを連続的に分離回収する。【解決手段】 密閉室2内にパレット1が固着された無限軌道式コンベア2が配設され、パレット1内にホッパ6からポリ塩化ビニルを含む廃プラスチック20が投入され、この廃プラスチック20が加熱装置4によって加熱される。廃プラスチック20から発生する発生ガスは、吸引フード8から油用分離回収装置14および塩酸用分離回収装置15に導かれ、この分離回収装置14,15によって油と塩酸とに分離して回収される。パレット1内の残渣は、その後残渣排出部10から外方へ排出される。
請求項(抜粋):
密閉室と、この密閉室内に水平方向に配置された無限軌道式コンベアと、このコンベアに固定された多数のパレットと、パレット内にポリ塩化ビニルを含む廃プラスチックを投入する廃プラスチック投入部と、コンベアの上側近傍に配置され、パレット内の廃プラスチックを加熱する加熱装置と、コンベアの上方に配置され、廃プラスチックからの発生ガスを密閉室外方へ導く吸引フードと、この吸引フードに接続され、廃プラスチックからの発生ガスを塩酸と油とに分離して回収する分離回収装置と、コンベアの下方に配置され、パレット内の残渣を密閉室外方へ排出する残渣排出部と、密閉室内へ不活性ガスを供給する不活性ガス供給装置と、を備えたことを特徴とする廃プラスチック熱分解装置。
IPC (5件):
C10G 1/10 ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ZAB ,  C08J 11/12 ,  C10B 53/00
FI (5件):
C10G 1/10 ,  B29B 17/00 ZAB ,  C08J 11/12 ,  C10B 53/00 B ,  B09B 3/00 302 A

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