特許
J-GLOBAL ID:200903070016991531

音響補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-507743
公開番号(公開出願番号):特表平11-510340
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】音響補正装置(20)は、1対の左および右入力信号を処理し、前記入力信号が音響システム中のスピーカを通して再生されたときに周波数の関数として空間的な歪みを補償する。左および右の入力信号(26および28)の音響エネルギは、分割され、第1の低周波数範囲および第2の高周波数範囲において補正される。結果的に生じた信号は再度結合され、音響システム中のスピーカによって再生されたときに所望の音圧応答を有するイメージ補正された音響信号(27および29)を生じる。所望の音圧応答は、聴取者に関して見掛け上のサウンドイメージ位置を生成する。その後、イメージ補正された信号(27および29)は空間的に強調され、見掛け上のサウンドイメージを拡大する。
請求項(抜粋):
自動車の前部部分に運転席と搭乗者席とを有する自動車の運転席に座った聴取者に関して自動車音響システムによって放射されたステレオイメージを空間的に強調させ、自動車の運転者側のドアおよび搭乗者側のドア内にそれぞれ設けられている1対のスピーカを具備し、それらのスピーカは聴取者の両耳より下方に配置されている自動車の音響システムに適合可能な音響補正装置において、 前記自動車音響システムに接続され、前記スピーカにより再生されたときに前記聴取者に関する音響の歪みを示すステレオ音響信号を受信し、前記ステレオ音響信号の成分を変更して補正されたステレオ音響信号を発生し、この補正されたステレオ音響信号はそれが前記スピーカにより再生されたときに前記聴取者に対して見掛け上のサウンドイメージを与えるように前記音響の歪みを補償するステレオイメージ補正回路と、 前記補正されたステレオ音響信号を受信して前記見掛け上のサウンドイメージを広げ、前記ステレオ音響信号を変更して前記スピーカによって再生する空間的に強調された音響信号を発生するステレオイメージ強調回路とを具備し、 前記ステレオイメージ強調回路は、 前記ステレオ音響信号のステレオ情報内容を分離する手段と、 最大利得が200Hzより低い周波数にあり、最小利得が1乃至5kHzの範囲にあるように振幅レベルのブーストを周波数の関数として前記ステレオ情報内容に与える等化装置と、 前記ステレオ情報内容を前記ステレオ信号と結合して前記空間的に強調された音響信号を生成する手段とを具備していることを特徴とする音響補正装置。
IPC (2件):
H04R 5/02 ,  H04S 1/00
FI (3件):
H04R 5/02 F ,  H04R 5/02 G ,  H04S 1/00 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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