特許
J-GLOBAL ID:200903070017735199

ポリエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105591
公開番号(公開出願番号):特開平6-313031
出願日: 1993年05月06日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 工程通過性が良好であり、製膜工程の高速化に対応でき、高い透明性を有するとともに優れた滑り性を有するポリエステルフィルムを得ることができるポリエステルの製造方法を提供する。【構成】 芳香族ジカルボン酸を主成分とするジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と脂肪族ジオールを主成分とするジオールとからポリエステルを製造するに際し、エステル化反応またはエステル交換反応を実質的に終了後に、まずアルカリ金属化合物を添加し、次いでリン酸トリメチルとリン酸トリフェニルとを重量比で1/2〜2/1の範囲で混合したリン化合物とエチレングリコールとを添加し、リン化合物とともに添加したエチレングリコールが80重量%以上留出した後にカルシウム化合物を添加し、その後、重縮合反応を行いフィルム用、特に一般包装用フィルムとして適したポリエステルを製造する。
請求項(抜粋):
芳香族ジカルボン酸を主成分とするジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と脂肪族ジオールを主成分とするジオールとからポリエステルを製造するに際し、エステル化反応またはエステル交換反応が実質的に終了後にアルカリ金属化合物を添加し、次いでリン酸トリメチルとリン酸トリフェニルとを重量比で1/2〜2/1の範囲で混合したリン化合物とエチレングリコールとを添加し、リン化合物と共に添加したエチレングリコールの80重量%以上が留出した後にカルシウム化合物を添加し、重縮合反応を行うことを特徴とするポリエステルの製造方法。

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