特許
J-GLOBAL ID:200903070019430298

直接拡散CDMA伝送方式の受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-346025
公開番号(公開出願番号):特開平10-190522
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 CDMA伝送方式におけるRAKE合成マルチパスサーチ機能の不要なRAKE受信を提供する。【解決手段】 受信された信号は、マッチトフィルタ101により逆拡散され、1チップ毎に相関検出値が出力される。各チップ周期毎に分離された各マルチパス信号は、チャネル推定補償部110で各マルチパス毎にパイロットシンボルを用いてチャネルが推定される。また、マッチトフィルタ出力は各平均信号電力測定部120に入力され、平均的遅延プロファイルが生成される。しきい値決定部140において、平均的遅延プロファイルの最大信号電力に対してRAKE合成を行う信号電力のしきい値を決定する。合成パス選択部150で、しきい値より高い信号電力のマルチパスを選択し、選択されたマルチパスのチャネル推定補償部出力をRAKE合成器160によって合成する。
請求項(抜粋):
直接拡散CDMA伝送方式の受信機において、ディジタル化された受信拡散信号を逆拡散して、一定範囲時間積分して相関検出値を出力するマッチトフィルタと、前記マッチトフィルタ出力信号に対して、各スロットにおけるチップ周期毎の全マルチパスのチャネルを推定するチャネル推定部と、前記マッチトフィルタ出力信号の情報シンボルに対して、前記チャネル推定部出力の全マルチパスに対するスロット毎のチャネル推定値を用いて、各マルチパスのチャネル変動を補償するチャネル変動補償部と、前記マッチトフィルタ出力のチップ周期毎の各マルチパス信号の平均受信信号電力を測定する平均信号電力測定部と、しきい値を出力するRAKE合成パスしきい値制御部と、前記RAKE合成パスしきい値制御出力信号および前記平均信号電力測定部出力信号により、前記チャネル変動補償部からの各マルチパス信号を選択して出力するRAKE合成パス選択部と、前記RAKE合成パス選択部出力を合成するRAKE合成部とを有することを特徴とする直接CDMA伝送方式の受信機。
引用特許:
出願人引用 (7件)
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