特許
J-GLOBAL ID:200903070020688797

ポリカーボネート樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338853
公開番号(公開出願番号):特開平6-184424
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 耐衝撃強度などの機械的性質を損なわずに、透明性に優れたポリカーボネート樹脂組成物を開発すること。【構成】 (A)一般式(I)【化1】(式中の各記号は明細書に定義した通りである。)で表される繰返し単位I及び一般式(III)【化2】(式中の各記号は明細書に定義した通りである。)で表される繰返し単位IIからなり、かつ繰返し単位Iの割合及び粘度平均分子量が特定されたポリカーボネート重合体及び(B)ガラスからなり、(A)ポリカーボネート重合体の屈折率と(B)ガラスの屈折率との差(絶対値)が、0.01以下であるポリカーボネート樹脂組成物である。
請求項(抜粋):
(A)一般式(I)【化1】〔式中、R1 およびR2 はそれぞれハロゲン原子,炭素数1〜8のアルキル基または炭素数6〜15のアリール基を示す。mおよびnはそれぞれ0〜4の整数であり、それぞれ同じであっても異なる数値であってもよい。Aは、一般式(II)【化2】(式中、jは0〜6の整数であり、kは7〜20の整数である。)で表されるアルキリデン基を示す。〕で表される繰返し単位I及び一般式(III)【化3】〔式中、R3 およびR4 はそれぞれハロゲン原子,炭素数1〜8のアルキル基または炭素数6〜15のアリール基を示す。pおよびqはそれぞれ0〜4の整数であり、それぞれ同じであっても異なる数値であってもよい。Bは、炭素数1〜15のアルキリデン基,炭素数1〜15のアルキレン基,炭素数6〜15のアリーレン基,炭素数7〜15のアリールアルキレン基,-O-,-S-,-SO2 -,-CO-または単結合を示す。〕で表される繰返し単位IIからなり、かつ繰返し単位Iの割合が繰返し単位I及び繰返し単位IIの合計に対して0.5〜80モル%であって、その粘度平均分子量が10,000〜50,000であるポリカーボネート重合体40〜95重量%及び(B)ガラス60〜5重量%からなり、(A)ポリカーボネート重合体の屈折率と(B)ガラスの屈折率との差(絶対値)が、0.01以下であることを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 69/00 KKN ,  C08K 7/20

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