特許
J-GLOBAL ID:200903070023173798

焼却灰の再資源化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035068
公開番号(公開出願番号):特開平10-230237
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 都市ごみなどの焼却灰を焼成用原料等として用いる場合、含有する炭酸カルシウムに起因して、安定した品質の焼成品が得られない。【解決手段】 焼却灰を、炭酸カルシウムの解離温度以上、焼却灰の溶融温度未満の温度範囲に加熱して冷却する。このような熱処理により、焼却灰に含まれる炭酸カルシウム(C)の解離とこの解離に伴うゲーレナイト(G)の晶出とが生じる。この結果、不安定成分を含まない結晶質鉱物成分から成る焼却灰となり、焼成用原料等として用いても品質が安定し、かつ強度の大きな焼成品を得ることができる。
請求項(抜粋):
都市ごみなどの廃棄物の焼却灰を、炭酸カルシウムの解離温度以上、焼却灰の溶融温度未満の温度範囲に加熱して冷却することにより、焼却灰に含まれる炭酸カルシウムを解離させると共にこの解離に伴うゲーレナイトの晶出が生じた焼却灰を生成することを特徴とする焼却灰の再資源化処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C01B 33/20 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 303 L ,  C01B 33/20 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-169082
  • 特開平1-180288
  • 特開平3-030887

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