特許
J-GLOBAL ID:200903070023947530

大腿骨骨折治療用インプラント部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211714
公開番号(公開出願番号):特開平10-052438
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 プレートと大腿骨チューブのなす連結角度の微調整ができ、且つ大きな荷重に抵抗することができ、しかも骨外に張り出す部分の小さいインプラント部材を提供することを目的とする。【解決手段】 プレート31と大腿骨チューブ32とが、互いのなす角度が変化できる様に連結軸34を介して連結されている。第1作動部材35(雄ネジ35b)を回転操作して第2作動部材36(雌ネジ36b,凸部36a)を移動させる。この移動により凹部36cが移動し、大腿骨チューブ32が連結軸34回りに回転し、上記角度が変化する。
請求項(抜粋):
大腿骨骨幹部に沿って固定されるプレートと、大腿骨骨頭部に挿設される骨頭用軸部材を有するインプラント部材において、前記プレートの上端部と前記骨頭用軸部材の下端部とが、互いのなす角度が変化できるように連結軸を介して連結され、この連結部には角度調整手段が設けられ、該角度調整手段は、外部から回転操作可能な第1作動部材と、該第1作動部材と連動する第2作動部材とを備え、前記第1作動部材または前記第2作動部材のいずれか一方が雄ネジを有する部材で形成され、他方が該雄ネジに螺合する雌ネジを有する部材で形成され、前記プレートと前記骨頭用軸部材のいずれか一方には、前記第1作動部材が取付けられ、他方には前記第2作動部材が取付けられ、前記第1作動部材を回転操作して、前記第2作動部材を該第1作動部材に対して相対的に移動させることにより、前記プレートに対する骨頭用軸部材のなす角度を変化させ得るように構成したことを特徴とする大腿骨骨折治療用インプラント部材。

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