特許
J-GLOBAL ID:200903070031151035

飼育水の浄化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-350387
公開番号(公開出願番号):特開2003-144004
出願日: 2001年11月15日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】 水族館、養殖施設等からの被処理飼育水を、泡沫分離法の物理処理による汚濁物質の除去と、蠣殻充填濾過槽による生物的有機物、アンモニア、亜硝酸塩の除去とを組合わせて、効率よく浄化処理し、有効に循環再利用する、飼育水の浄化処理方法を提供する。【解決手段】 水族館、養殖施設等の飼育水槽1からの被処理飼育水を、蠣殻充填濾過槽21に導入し、蠣殻23周囲に付着した微生物の作用により、水中の有機物を分解除去するとともに、アンモニア、亜硝酸塩等の硝化を行なう。蠣殻充填濾過槽21上部の水憤出多孔管24から被処理飼育水を液表面に憤射散水(ジェットシャワーリング)することにより、該液表面部分に泡沫を発生させて、水中の微細な汚濁物質等をスカムとして泡沫に付着させて除去する。蠣殻23の成分により水中のpH濃度の調整を行なう。
請求項(抜粋):
水族館、養殖施設等の飼育水槽からの被処理飼育水を、蠣殻充填生物濾過槽に導入し、被処理飼育水を蠣殻充填生物濾過槽に通すことにより、蠣殻周囲に付着した微生物の作用により水中の有機物を分解して除去するとともに、アンモニア、亜硝酸塩等の硝化を行ない、かつ蠣殻の成分により水中のpH濃度の調整を行ない、被処理飼育水の導入の際、蠣殻充填生物濾過槽の上部に設けられた水憤出多孔管から被処理飼育水を蠣殻充填生物濾過槽内の液表面に憤射散水することにより、該液表面部分に泡沫を発生させて、水中の微細な汚濁物質等をスカムとして泡沫に付着させて除去するとともに、水中の溶存酸素濃度を増加させ、このとき水中に発生する微細気泡を、蠣殻充填生物濾過槽の通過時に脱気除去して、浄化飼育水中への微細気泡の混入を防止することを特徴とする、飼育水の浄化処理方法。
FI (3件):
A01K 63/04 F ,  A01K 63/04 B ,  A01K 63/04 C
Fターム (10件):
2B104CA01 ,  2B104CA04 ,  2B104EA01 ,  2B104EB20 ,  2B104ED05 ,  2B104ED16 ,  2B104ED36 ,  2B104EE09 ,  2B104EF01 ,  2B104EF09

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