特許
J-GLOBAL ID:200903070033210098
セレン及び塩素分を含む廃棄物の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-041274
公開番号(公開出願番号):特開2003-236504
出願日: 2002年02月19日
公開日(公表日): 2003年08月26日
要約:
【要約】【課題】 セレン及び水溶性の塩素分を含む煤塵等の廃棄物の処理過程で排出される排水中にセレンが含まれることを回避することができるとともに、廃棄物に含まれる塩素分を塩化物として回収する際に塩化物中にセレンが混入することを防止することのできる廃棄物の処理方法を提供する。【解決手段】 廃棄物の処理方法は、(A)廃棄物とスラリー化用水とを、2価の鉄イオンの存在下に混合し、スラリーとする工程と、(B)スラリーのpHを8〜12に調整して、水酸化第一鉄及びセレンを含む固形分と、塩素分を含む液分とからなるスラリーを得る工程と、(C)工程(B)で得られたスラリーを固液分離する固液分離工程と、(D)工程(C)で得られた塩素分を含む濾液から、塩素分を塩化物として回収する塩素分回収工程とを含む。工程(C)で得られる濾液及び工程(D)で得られる蒸留水は、スラリー化用水として用いることができる。
請求項(抜粋):
(A)セレン及び塩素分を含む廃棄物と、スラリー化用水とを、2価の鉄イオンの存在下に混合し、スラリーとするスラリー化工程と、(B)該スラリーのpHを7以上に調整して、水酸化第一鉄及びセレンを含む固形分と、塩素分を含む液分とからなるスラリーを得るpH調整工程と、(C)該pH調整工程(B)で得られたスラリーを固液分離する固液分離工程と、(D)該固液分離工程(C)で得られた塩素分を含む濾液から、塩素分を塩化物として回収する塩素分回収工程とを含むことを特徴とするセレン及び塩素分を含む廃棄物の処理方法。
IPC (10件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, B01D 9/02 601
, B01D 9/02 602
, B01D 9/02 604
, B01D 9/02 610
, B01D 9/02 618
, B01D 9/02 619
, C02F 1/04
, C04B 7/60
FI (11件):
B01D 9/02 601 B
, B01D 9/02 602 B
, B01D 9/02 604
, B01D 9/02 610 A
, B01D 9/02 618 A
, B01D 9/02 619 A
, C02F 1/04 C
, C02F 1/04 G
, C04B 7/60
, B09B 3/00 304 G
, B09B 3/00 ZAB
Fターム (15件):
4D004AA36
, 4D004AB05
, 4D004AB06
, 4D004CA13
, 4D004CA15
, 4D004CA34
, 4D004CA35
, 4D004CA50
, 4D004CC11
, 4D004DA03
, 4D004DA20
, 4D034AA27
, 4D034BA01
, 4D034BA03
, 4D034CA12
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