特許
J-GLOBAL ID:200903070033263698

穴あけ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-500274
公開番号(公開出願番号):特表平8-501025
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】穴あけ装置は、直線滑り運動を行うように装着された板形状の主パンチ本体(8)を支持するハウジング(6)からなり、前記パンチ本体が両側に沿って下方に伸長する駆動ラック(10)と、食い違い配列をなして下方に伸長する複数の一体パンチ部材(12)とを含み、前記パンチ部材にはウェスト部(12d)が形成されている。前記装置はハウジング(6)上にピボット運動可能に装着されかつラック(10)と係合可能な駆動ピニオン(32)を支持する作動ハンドル(30)を含み、したがってハンドル(30)を動かすことによりパンチ本体を上下方向に移動させることができる。パンチ本体(8)はさらに補助パンチ部材(12a)を支持し、前記補助パンチ部材の各々はパンチ本体に対し縦方向に滑り運動が可能なようにパンチ本体上に装着されている。各補助パンチ部材(12a)にロック装置(40)が付属され、前記ロック装置(40)は、前記補助パンチ部材がパンチ板(8)に対し縦方向に滑り運動を行うことが可能な非作動位置と、前記補助パンチ部材が穴あけ作業においてパンチ本体と共に運動を行う作動位置との間で可動なロック部材(42)を含む。このようにして、比較的サイズの小さいシートスタックの片側端縁に沿ってアパーチャ(穿孔)を設けることを可能にするためには1つまたは複数の補助パンチ部材(12a)が作動状態から切り離され、またフルサイズのシートスタックにアパーチャをあけるためには前記補助パンチ部材が作動状態になる。
請求項(抜粋):
(a)穴あけすべき材料がその上に位置決めされる支持手段(16,18)と、 (b)本体(8)と、パンチ本体により支持された複数のパンチ部材(12,12a)とを含むパンチ機構(7)と、 (c)パンチ部材(12,12a)が材料を貫通したときに前記パンチ部材(12,12a)を受け入れるように開孔(20)が設けられた前記支持手段(16,18)と、 (d)パンチ部材(12,12a)が支持手段(16,18)から間隔をなして位置するところの引込位置と、パンチ部材が前記開孔内を貫通伸長するところの前進位置との間でパンチ本体(8)を移動させるための手段(10,30,32)とを含む穴あけ装置において、 少なくとも1つのパンチ部材(12a)(以下、「補助パンチ部材」という)がパンチ本体に対し縦方向に滑り運動が可能なようにパンチ本体上に装着され、前記補助パンチ部材(12a)に対しロック手段(40,42)が設けられ、前記ロック手段(40,42)は、前記補助パンチ部材がパンチ本体に対し縦方向の引込方向に運動可能であるところの非作動状態と、このような運動が防止されるところの作動状態との間で可動であることを特徴とする穴あけ装置。

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