特許
J-GLOBAL ID:200903070038147556

減圧吸引加圧鋳造方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-224479
公開番号(公開出願番号):特開平8-090204
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 複雑形状で肉薄な鋳物を、引け巣、ガス欠陥等の鋳造欠陥がなく、高品質に鋳造する鋳造方法および鋳造設備を得る。【構成】 製品キャビティおよび/または押湯のうち湯道から離れた溶融金属の最終充填部近傍の鋳型表面に吸引口を形成し、この吸引口を介して吸引および加圧する。【作用】 溶融金属が急速に製品キャビティおよび押湯に充填され、また、溶湯内のガスの気泡化を抑制し、更に、押湯の指向性凝固が促進されるとともに、押湯の未凝固部への加圧効果が一層大きくなり押湯効果が促進される。
請求項(抜粋):
溶融金属を減圧吸引により鋳型に注湯し、前記溶融金属が少なくとも凝固完了するあいだ加圧する減圧吸引加圧鋳造方法であって、(a) 湯道と、前記湯道に連通する製品キャビティと、前記製品キャビティに連通する押湯とを有し、前記製品キャビティおよび/または押湯のうち湯道から離れた溶融金属の最終充填部近傍の鋳型表面に吸引口を形成する鋳型を準備する工程、(b) 底部に少なくとも1つ以上の開口部を有する減圧容器の開口部内に、前記鋳型の湯道が開口するように配設する工程、(c) 前記湯道を溶融金属に浸漬した後、前記減圧容器に取り付けた減圧装置により前記鋳型内を前記吸引口を介して減圧し、前記製品キャビティ内および前記押湯内に前記溶融金属を急速に充填する工程、(d) 少なくとも1つ以上の開口部を有する密閉部材により、前記減圧容器の開口部を密閉する工程、(d) 前記減圧容器に取り付けた加圧装置により、前記吸引口を介して前記製品キャビティおよび押湯を加圧する工程、以上の工程の組み合わせからなることを特徴とする減圧吸引加圧鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 18/06 509 ,  B22D 18/08 501 ,  B22D 27/13

前のページに戻る