特許

J-GLOBAL ID：200903070040220538

ポリアミド樹脂組成物とその調製方法

発明者： 畑 憲明
出願人/特許権者： ハリマ化成株式会社
代理人 (1件)： 金田 暢之 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-290623
公開番号（公開出願番号）：特開2002-097268
出願日： 2000年09月25日
公開日（公表日）： 2002年04月02日
要約：

【要約】【課題】 水素添加の方法と比較し、遥かに安価で簡便な手段を用いて、例えば、ダイマー酸変性ポリアミド樹脂に対して、酸素存在下、高温時における酸化安定性を付与する方法の提供。【解決手段】 不飽和炭素-炭素結合を有する多塩基カルボン酸とポリアミンとをその構成単位とするポリアミド樹脂を含むポリアミド樹脂組成物を調製する際、原料の不飽和炭素-炭素結合を有する多塩基カルボン酸の使用量に対して、少量の有機リン化合物を添加し、この少量の有機リン化合物の共存下、加熱下に脱水縮合してポリアミド樹脂を形成し、共存させる少量の有機リン化合物を付随成分として含有するポリアミド樹脂組成物とする。

請求項（抜粋）：

主成分のポリアミドとして、不飽和炭素-炭素結合を有する多塩基カルボン酸とポリアミンとをその構成単位とするポリアミド樹脂を含むポリアミド樹脂組成物であって、前記ポリアミド樹脂は、その構成単位の前記不飽和炭素-炭素結合を有する多塩基カルボン酸とポリアミンとから、加熱下に脱水縮合して、アミド結合を形成する際、原料の不飽和炭素-炭素結合を有する多塩基カルボン酸の使用量に対して、少量の有機リン化合物を添加し、この少量の有機リン化合物の共存下、加熱下に脱水縮合して形成されるポリアミド樹脂であり、共存させる前記少量の有機リン化合物を付随成分として含有することを特徴とするポリアミド樹脂組成物。

IPC (3件)：

C08G 69/34 ,  C08K 5/49 ,  C08L 77/06

FI (3件)：

C08G 69/34 ,  C08K 5/49 ,  C08L 77/06

Fターム (31件)：

4J001DA01 ,  4J001DB01 ,  4J001DC01 ,  4J001EB08 ,  4J001EB09 ,  4J001EB71 ,  4J001EC02 ,  4J001EC05 ,  4J001EC08 ,  4J001EC09 ,  4J001EC14 ,  4J001EC15 ,  4J001EC16 ,  4J001EC47 ,  4J001EC48 ,  4J001EE74E ,  4J001EE76E ,  4J001FA01 ,  4J001FB03 ,  4J001FC03 ,  4J001GA11 ,  4J001JA17 ,  4J001JA18 ,  4J001JA20 ,  4J001JB18 ,  4J002CL041 ,  4J002EW016 ,  4J002EW066 ,  4J002FD036 ,  4J002GH01 ,  4J002GJ01