特許
J-GLOBAL ID:200903070042144138

内燃機関における補機の取付け装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-123464
公開番号(公開出願番号):特開平8-312366
出願日: 1995年05月23日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】ベルトのテンションの調節機能を損なったり組付け能率を低下したりすることなく、オルタネータの取付け構造を簡単化する。【構成】オルタネータ2の下部を機関本体1に枢支し、オルタネータ2の上部を、機関本体1に1本の第1ボルト9で固着したブラケット8に第2ボルト11で固着する。ブラケット8の長溝孔10を、ブラケット8の基端寄り部位が幅狭で先端寄り部位が幅広となるように形成し、且つ、長溝孔10のうち基端寄り部位の溝幅を、第2ボルト11の軸部がきっちり嵌合する寸法に設定する。第2ボルト11を長溝孔10の基端寄り部位に嵌合させた状態で第1ボルト9を締め込むことにより、ブラケット8の姿勢が自動的に設定される。
請求項(抜粋):
機関本体における相隣接した2つの側面のうち一方の側面から、プーリを備えた駆動軸を突設し、前記機関本体における他方の側面に、前記駆動軸にて駆動される補機を、当該補機の回転軸と前記駆動軸との間隔を調節し得るよう回動可能に取付け、更に前記機関本体における一方の側面に、前記補機の側面に重なるように延びるブラケットの第1ボルトにて締結し、該ブラケットにその長手方向に沿って延びる長溝孔を穿設し、この長溝孔に挿入した1本の第2ボルトで補機をブラケットに締結し、該補機における回転軸のプーリと前記駆動軸のプーリとの間にベルトを巻き掛けして成る内燃機関において、前記ブラケットの基端を1本の第1ボルトで機関本体に締結し、ブラケットにおける長溝孔の溝幅寸法を、ブラケットの基端寄り部位が幅狭で先端に向かって徐々に幅広となるように形成し、且つ、前記長溝孔のうちブラケットの基端寄り端部の溝幅を、第2ボルトの軸部がきっちり嵌合するような寸法に設定したことを特徴とする内燃機関における補機の取付け装置。

前のページに戻る