特許
J-GLOBAL ID:200903070044962407
ノズル隙間調整方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
竹本 松司
, 杉山 秀雄
, 湯田 浩一
, 魚住 高博
, 塩野入 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-152970
公開番号(公開出願番号):特開2004-351571
出願日: 2003年05月29日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】機械に被加工物との接触によるダメージを受けることなく、上ノズル先端と被加工物との間を所定間隔に設定すること。【解決手段】ワイヤ放電加工機の上ノズルと被加工物との隙間を調整する方法であって、上ノズルの先端と被加工物(ワーク)との間に所定の厚みの部材を挟み、この部材に上ノズル先端を接触させることにより、上ノズル先端と被加工物とが直接接触することを防ぎ、この部材の厚みと所望のノズル隙間とに基づいて上ノズルのZ軸方向の位置制御を行うことにより、上ノズル先端と被加工物との間を所定間隔に設定する。また、上ノズルのZ軸方向の位置制御において、ガイド、部材、被加工物、ノズルのたわみによるたわみ量、水圧による上ガイドの変位等の補正を行う。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
ワイヤ電極と被加工物間を放電させるための加工電源と、前記ワイヤ電極と前記被加工物間に加工液を供給する上ノズルと、該上ノズルを保持する上ガイドと、該上ガイドを前記ワイヤ電極の軸方向に駆動させるサーボモータと該サーボモータを制御する制御装置とを備えたワイヤ放電加工機において、前記上ノズルと前記被加工物との隙間を所定間隔に調整する方法であって、
前記被加工物と前記上ノズルとの間に所定厚みの部材を装着するステップと、
前記上ノズルを前記被加工物の方向に移動させ、前記上ノズルを前記部材に接触させるステップと、
前記上ノズルと前記部材との接触検知によって、上ノズルを被加工物に対して所定量だけ離反させるステップと、
前記部材を前記被加工物から脱着するステップと、
前記上ノズルと前記被加工物との間隔が所定の隙間となるように、上ノズルを前記被加工物に近接させるステップとを含み、
前記部材の厚さと、前記上ノズルと前記被加工物との間の所定隙間量とに基づいて求めた移動量を移動させることにより上ノズルと被加工物との隙間を調整するノズル隙間調整方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3C059AA01
, 3C059AB05
, 3C059CJ05
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