特許
J-GLOBAL ID:200903070045230078

低温での焼付硬化性に優れた高成形性アルミニウム合金合わせ板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332463
公開番号(公開出願番号):特開平7-188821
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 時効硬化性の大きいAl-Zn-Mg系合金の両面に、低Mg濃度のAl-Mg系合金をクラッドすることにより、140〜150°Cという比較的低温での焼付硬化性および成形加工性に優れたアルミニウム合金合わせ板を得る。【構成】 重量%で、3.5〜8.0%のZn、0.5〜3.0%のMgを含有するAl-Zn-Mg系合金を芯材、0.7〜1.6%のMgを含有するAl-Mg系合金を皮材とし、かつ、皮材の厚さを片面について全板厚の3〜20%として、芯材の両面にクラッドする。これによって、低温での優れた焼付硬化性および良好な成形加工性が得られる。なお、芯材のAl-Zn-Mg系合金には0.3〜3.0%のCuおよび少量のMn,Cr,Fe,Si,V,Zr,Tiなど、皮材のAl-Mg系合金には少量のZn,Mn,Cr,Fe,Si,V,Zr,Tiなどの特定元素を含有できる。
請求項(抜粋):
重量%で、Zn:3.5〜8.0%,Mg:0.5〜3.0%を含有し、残部がAlおよび不純物からなるアルミニウム合金を芯材とし、Mg:0.7〜1.6%を含有し、残部がAlおよび不純物からなるアルミニウム合金を皮材とし、かつ、皮材の厚さは片面について全板厚の3〜20%としたことを特徴とする低温での焼付硬化性に優れた高成形性アルミニウム合金合わせ板。
IPC (2件):
C22C 21/00 ,  B32B 15/01

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