特許
J-GLOBAL ID:200903070047775608
積層型誘電体フィルタ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039819
公開番号(公開出願番号):特開平6-252603
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】減衰特性を改善して狭帯域化させることができるとともに小型化に適した構造を持つ積層型誘電体フィルタを提供する。【構成】入力端側の共振素子21および入力端側の共振素子21の開放端と対向する電極31を誘電体層11の右側面上に形成し、誘電体層12の右側面上に入力端側の共振素子21の一部と重なる入力用電極41を形成し、誘電体層13の右側面上に出力端側の共振素子22の一部と重なるとともに入力用電極41と全面に重なる出力用電極42を形成し、出力端側の共振素子22および出力端側の共振素子22の開放端と対向する電極32を誘電体層14の右側面上に形成し、その後、誘電体層11〜15を一体に構成する。入力用電極41と出力用電極42との重なり部分に静電容量が形成されることにより、フィルタの通過帯域の両側に減衰ピークが形成される。
請求項(抜粋):
第1のアース電極と、前記第1のアース電極と対向して設けられた第2のアース電極と、前記第1のアース電極と前記第2のアース電極との間に設けられた誘電体層と、前記誘電体層中に設けられた入力端側の共振素子と、前記誘電体層中に前記入力端側の共振素子と誘導結合して設けられた出力端側の共振素子と、前記誘電体層中に前記入力端側の共振素子と容量結合して設けられた入力用電極と、前記誘電体層中に前記出力端側の共振素子と容量結合して設けられた出力用電極と、を有する積層型誘電体フィルタにおいて、前記入力端側の共振素子の一主面が前記第1のアース電極と対向して設けられ、前記出力端側の共振素子の一主面が前記第2のアース電極と対向して設けられ、前記入力端側の共振素子の前記一主面とは反対側の他の主面と前記出力端側の共振素子の前記一主面とは反対側の他の主面とが対向して設けられ、前記入力用電極が前記入力端側の共振素子と前記出力端側の共振素子との間の前記誘電体層中に前記入力用電極の一主面の少なくとも一部が前記入力端側の共振素子の前記他の主面の一部と対向して設けられ、前記出力用電極が前記入力端側の共振素子と前記出力端側の共振素子との間の前記誘電体層中に前記出力用電極の一主面の少なくとも一部が前記出力端側の共振素子の前記他の主面の一部と対向するとともに前記出力用電極の前記一主面とは反対側の他の主面の少なくとも一部が前記入力用電極の前記一主面とは反対側の他の主面の少なくとも一部と対向して設けられたことを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
IPC (2件):
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