特許
J-GLOBAL ID:200903070057388254

移動体用同期検波回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027152
公開番号(公開出願番号):特開平7-235958
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 移動体に搭載されるデジタル同期検波回路において、簡易な構成でフェージングによる誤り特性の劣化を抑制する。【構成】 基準信号発生回路26aは基準信号と入力角度変調波との過去の位相誤差を平均することにより基準信号を発生し、乗算器26bに出力する。変調波入力端子1から入力された角度変調波も乗算器26bに入力され、乗算結果は判定回路26cに出力され、0か1かが判定されて検波出力として出力される。検波出力及び乗算結果はともにメモリ回路26dに出力され、その差分が位相誤差として順次格納される。格納された過去の位相誤差データは基準信号発生回路26aに出力され、母数切り替え回路26eは、速度センサ26fからの信号に基づき速度が大なるほど平均化母数が小さく設定する。また、平均処理の代わりにRLSアルゴリズムを用いてタップ係数を更新することにより、同期検波を行う。
請求項(抜粋):
移動体に搭載され、受信した角度変調波を同期検波する移動体用同期検波回路であって、前記移動体の速度を検出する速度検出手段と、検出された速度に応じて平均化母数を設定する母数設定手段と、前記角度変調波と基準信号との位相誤差信号を抽出する抽出手段と、決定された母数分の前記位相誤差信号を対象とした平均値に基づいて前記基準信号を出力する基準信号出力手段と、を有することを特徴とする移動体用同期検波回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04L 27/22 Z ,  H04B 7/26 C

前のページに戻る