特許
J-GLOBAL ID:200903070058172190

酸化物カソードを備えた陰極線管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999002461
公開番号(公開出願番号):WO1999-059178
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月18日
要約:
【要約】電子放射特性を低下させることなく、解像度の高い陰極線管を得ることを目的とする。電子放射物質となるアルカリ土類金属の炭酸塩として、針形状の第1群の粒子と、塊状形状の第2群の粒子との混合物を組合せて含む印刷用ペーストを、金属基体上にスクリーン印刷により被着させ、それを乾燥させ、酸化物カソードを陰極線管に組み込んだ後、炭酸塩を電子放射物質である酸化物にするための真空に引きながら加熱することによってカソード表面の平坦化を図った。
請求項(抜粋):
ニッケルを主成分とする金属基体上に、アルカリ土類金属酸化物を含んだ電子放射物質層を備え、前記アルカリ土類金属酸化物は形状が針状である第1群の粒子と、該第1群の粒子と異なり塊状形状を有する第2群の粒子との混合物から構成され、前記第2群の粒子の平均長さは、第1群の粒子の平均長さの60%以下であり、かつ第2群の粒子の平均直径は第1群の粒子の平均直径の15倍以上であって、さらに前記電子放射物質層を構成するアルカリ土類金属酸化物中の第1群の粒子の比率がアルカリ土類金属酸化物の原子数比で50%から95%であることを特徴とする酸化物カソードを備えた陰極線管。
IPC (3件):
H01J 1/28 ,  H01J 9/04 ,  H01J 29/04
FI (3件):
H01J 1/28 Z ,  H01J 9/04 D ,  H01J 29/04

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