特許
J-GLOBAL ID:200903070060810633

ウォ-タポンプの密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-044239
公開番号(公開出願番号):特開平9-210215
出願日: 1996年02月05日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 ウォ-タポンプの密封装置における摺動部からの水漏れによるウォ-タポンプ用軸受の破損或いは摺動部におけるいわゆる鳴き音の発生等のトラブルは自動車のウォ-タポンプ市場におけるメカニカルシ-ルの長年の課題である。また、密封装置は構造が比較的複雑で部品点数も多いため組立作業も煩雑となるという問題がある。【解決手段】 芯金の外回りにゴムを固着させて形成した第1シ-ル部材7と、内径側が該ウォ-タポンプ軸1表面でウォ-タポンプ室側へ弾性変形して該ウォ-タポンプ軸表面に摺接するPTFE製第2シ-ル部材8と、リング状の金属部材9と、内径部に前記ウォ-タポンプ軸表面に摺接するリップ部を形成したゴム部材を軸方向に延ばして形成した芯金の外回りに沿って固着してなる第3シ-ル部材10と、で構成する。摺動部からの漏水が防止され摺動部での鳴き音がなくなる。
請求項(抜粋):
芯金の外回りにゴムを固着させて形成した第1シ-ル部材と、該第1シ-ル部材の芯金内径側に嵌め入れウォ-タポンプ軸に嵌合させたとき内径側が該ウォ-タポンプ軸表面でウォ-タポンプ室側へ弾性変形して該ウォ-タポンプ軸表面に摺接する合成樹脂製の第2シ-ル部材と、前記第2シ-ル部材を第1シ-ル部材間に挟持するように前記第1シ-ル部材の芯金内径側に嵌め入れられるリング状の剛性部材と、内径部に前記ウォ-タポンプ軸表面に摺接するリップ部を形成したゴムを軸方向に延ばして形成した芯金の外回りに沿って固着させ、且つ前記第1シ-ル部材の芯金内周面に前記剛性部材を第2シ-ル部材間に挟持するように圧入される第3シ-ル部材と、で構成したウォ-タポンプの密封装置であって、前記第2シ-ル部材の合成樹脂をポリテトラフルオロエチレンとし、前記リング状の剛性部材を金属とし、且つ前記第3シ-ル部材の芯金端部をウォ-タポンプ用軸受の外輪に装着させてなることを特徴とするウォ-タポンプの密封装置。
IPC (2件):
F16J 15/32 311 ,  F16J 15/32
FI (2件):
F16J 15/32 311 M ,  F16J 15/32 311 Z

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