特許
J-GLOBAL ID:200903070064036177

重縮合ポリマーを製造するためのシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003207
公開番号(公開出願番号):WO1999-065970
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 1999年12月23日
要約:
【要約】(A)溶融重縮合プレポリマーに不活性ガスを吸収させるための不活性ガス吸収装置、(B)該装置(A)で得られた不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)を減圧下で重合させるための重合装置、及び(C)該装置(A)から該装置(B)へ該プレポリマー(α)を移送するための配管を包含し、該装置(A)及び該装置(B)は、該配管(C)を介してこの順序で配設・結合されてなる、重縮合ポリマーを製造するためのシステム、及び該システムを用いた重縮合ポリマーの製造方法が開示される。本発明のシステム又は方法を用いると、大量の不活性ガスを使用することなく、高い重合速度で、着色がない高品質の重縮合ポリマーを製造することができる。
請求項(抜粋):
(A)溶融重縮合プレポリマーに不活性ガスを吸収させて不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)を得るための不活性ガス吸収装置、 (B)該不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)を重合させるための重合装置、及び (C)該不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)を該不活性ガス吸収装置(A)から該重合装置(B)へ移送するための配管であって、これを通過する該不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)の流量を調節するための調節手段を有する配管を包含し、該不活性ガス吸収装置(A)及び該重合装置(B)は、該配管(C)を介して、この順序で配設・結合されてなる重縮合ポリマーを製造するためのシステムであって、 該吸収装置(A)は、溶融重縮合プレポリマー供給口、不活性ガス供給口、溶融重縮合プレポリマーに不活性ガスを吸収させて不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)を得るための不活性ガス吸収ゾーン、及び不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)排出口を有する吸収装置ケーシングを包含し、 該不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)は、該不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)排出口を経て該吸収装置(A)から抜き出され、該配管(C)を経て該重合装置(B)に移送されるように構成されており、 該重合装置(B)は、不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)供給口、不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)供給口と連通する不活性ガス吸収溶融プレポリマー供給ゾーン、及び該不活性ガス吸収溶融プレポリマー供給ゾーンの次に位置する重合反応ゾーンを有する重合装置ケーシング、ならびに重合反応ゾーンに関連して設けられた真空装置を包含し、 該重合装置ケーシングは、該重合反応ゾーンの次に位置する重縮合ポリマー排出装置を介して設けられた重縮合ポリマー排出口を有し、 該不活性ガス吸収溶融プレポリマー(α)がその該供給口から該不活性ガス吸収溶融ポリマー供給ゾーンを経て該真空装置によって減圧した重合反応ゾーンに入り、次いで重合することにより重縮合ポリマーを得、得られた重縮合ポリマーがその該排出装置により該排出口を経て該重合装置(B)から抜き出されるように構成されていることを特徴とする重縮合ポリマーを製造するためのシステム。
IPC (4件):
C08G 85/00 ,  C08G 63/78 ,  C08G 64/20 ,  C08G 69/04
FI (4件):
C08G 85/00 ,  C08G 63/78 ,  C08G 64/20 ,  C08G 69/04

前のページに戻る