特許
J-GLOBAL ID:200903070064849828
フタル酸ジアミド誘導体及び農園芸用殺虫剤並びにその使用方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-350768
公開番号(公開出願番号):特開平11-240857
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【解決手段】 一般式(I) :【化1】〔式中、R1 、R2 、R3 はH、シアノ、(ハロ)C3-C6 シクロアルキル、(ハロ)C3-C6 シクロアルケニル、-A1-Ql (式中、A1 は-O- 、-S- 、-SO2-、-C(=O)- 、-N(R4)- 、QはH、(ハロ)C1-C6 アルキル、(置換)フェニル、(置換)フェニルアルキル、(置換)ナフチル、(置換)複素環等、R4はアルキルカルボニル、(置換)フェニルカルボニル等、l は1〜4)、X及びYはH、ハロゲン、シアノ、ニトロ、(ハロ)C3-C6 シクロアルキル、(置換)フェニル、(置換)複素環等、mは1〜5、nは1〜4、Z1 及びZ2 はO、S〕で表されるフタル酸ジアミド誘導体及び該化合物を有効成分とする農園芸用殺虫剤。【効果】 農園芸用殺虫剤として優れた防除活性を示す。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】{式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異なっても良く、水素原子、シアノ基、 C3-C6シクロアルキル基、ハロC3-C6 シクロアルキル基、 C3-C6シクロアルケニル基、ハロC3-C6 シクロアルケニル基又は-A1-Ql (式中、A1 は-O-、-S-、-SO2-、-C(=O)-、-N(R4)-(式中、R4 は C1-C6アルキルカルボニル基、ハロC1-C6 アルキルカルボニル基、 C1-C6アルコキシカルボニル基、フェニルカルボニル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロC2-C6 アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基を示す。)、 C1-C8アルキレン基、 C3-C6アルケニレン基又はC3-C6 アルキニレン基を示し、(1) A1 が-O-又は-N(R4)-(式中、R4 は前記に同じ。)を示す場合、Qは水素原子、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C3-C6アルケニル基、ハロC3-C6 アルケニル基、 C3-C6アルキニル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1- C6アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1- C6アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、フェニルC1-C4 アルキル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C2-C6 アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1- C6アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルC1-C4 アルキル基を示し、(2) A1 が-S-、-SO2-又は-C(=O)-を示す場合、QはC1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C3-C6アルケニル基、ハロC3-C6 アルケニル基、C3-C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、モノC1-C6 アルキルアミノ基、同一又は異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基、C1-C6 アルコキシカルボニルアミノ基、 C1-C6アルコキシカルボニルC1-C6 アルキルアミノ基、フェニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、フェニルアミノ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノ C1-C6アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノ基、ナフチル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1- C6アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する置換ナフチル基、複素環基(複素環基とはピリジル基、ピリジン-N-オキシド基、ピリミジニル基、フリル基、テトラヒドロフリル基、チエニル基、テトラヒドロチエニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基又はピラゾリル基を示す。)又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する複素環基(前記に同じ。)を示し、(3) A1 が C1-C8アルキレン基、 C3-C6アルケニレン基又は C3-C6アルキニレン基を示す場合、Qは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロC1-C6アルキル基、 C3-C6シクロアルキル基、ハロ C3-C6シクロアルキル基、C1- C6アルコキシカルボニル基、同一又は異なっても良いジC1-C6 アルコキシホスホリル基、同一又は異なっても良いジC1-C6 アルコキシチオホスホリル基、ジフェニルホスフィノ基、ジフェニルホスホノ基、フェニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-C6 アルキル基、ハロC1- C6アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、 C2-C6アルキニル基、ハロ C2-C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、 C1-C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、ナフチル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、C2-C6 アルキニル基、ハロC2 -C6アルキニル基、 C1-C6アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、C1- C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、 C1-C6アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、C1-C6アルキルスルホニル基、ハロ C1-C6アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する置換ナフチル基、複素環基(前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、 C1-C6アルキル基、ハロC1-C6 アルキル基、 C2-C6アルケニル基、ハロ C2-C6アルケニル基、C2-C6アルキニル基、ハロC2 -C6アルキニル基、C1-C6 アルコキシ基、ハロC1-C6 アルコキシ基、C1- C6アルキルチオ基、ハロC1-C6 アルキルチオ基、C1-C6 アルキルスルフィニル基、ハロC1-C6 アルキルスルフィニル基、 C1-C6アルキルスルホニル基、ハロC1-C6 アルキルスルホニル基、モノC1-C6 アルキルアミノ基又は同一若しくは異なっても良いジC1-C6 アルキルアミノ基から選択される1以上の置換基を有する複素環基(前記に同じ。)又は-Z3-R5 (式中、Z3 は-O-、-S-、-SO-、-SO2-又は-N(R6)-(式中、R6 は水素原子、C1-C6 アルキルカルボニル基、ハロC1-C6 アルキルカルボニル基、 C1-C6アルコキシカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は・・・
IPC (17件):
C07C233/66
, A01N 37/18
, A01N 41/10
, A01N 43/10
, A01N 43/40 101
, A01N 57/22
, C07C233/65
, C07C233/75
, C07C255/57
, C07C317/32
, C07C317/44
, C07C323/42
, C07C323/50
, C07D213/64
, C07D213/70
, C07D213/75
, C07F 9/40
FI (18件):
C07C233/66
, A01N 37/18 Z
, A01N 37/18 A
, A01N 41/10 A
, A01N 43/10 Z
, A01N 43/40 101 F
, A01N 57/22 G
, C07C233/65
, C07C233/75
, C07C255/57
, C07C317/32
, C07C317/44
, C07C323/42
, C07C323/50
, C07D213/64
, C07D213/70
, C07D213/75
, C07F 9/40 D
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Quimica Nova, 1985, 8(1), p.61-62
-
Tetrahedron Letters, 1978, (51), p.5099-5102
-
Journal of the Chemical Society, Perkin Transactions 1: Organic and Bio-Organic Chemistry, 1978, (11), p.1338-1350
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