特許
J-GLOBAL ID:200903070066939719
3レベルインバータ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341927
公開番号(公開出願番号):特開平7-170751
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】予め決められた電圧出力パターンによって、パルス幅変調方式と1’パルス制御方式の切り換えの際に現れる一次磁束の軌跡の中心のずれが原因となるトルクの振動を抑制した3レベルインバータ装置を提供するものである。【構成】静止座標系におけるインバータの出力電圧の時間積分値を演算する手段と、その電圧時間積分値から誘導電動機の静止座標系における一次磁束ベクトル軌跡を演算する手段と、パルスモード切り換えを実行するときの一次磁束ベクトル軌跡の位相角およびインバータ変調率とに応じて軌跡中心のずれを予測演算する手段と、この補償する電圧成分を所要時間幅だけ従来の制御電圧に加算して出力する手段とを設けて成るようにしたものである。
請求項(抜粋):
中性点をもつ直流電圧電源の両端子に直列接続された逆並列ダイオードを備えた第1から第4のスイッチング素子と、これら第1および第2のスイッチング素子の相互接続点が第1のダイオードを介して電源中性点に接続されかつ第3および第4のスイッチング素子の相互接続点が第2のダイオードを介して電源中性点に接続されるとともに、第2および第3のスイッチング素子の相互接続点は出力端子に接続されてなる単位インバータの3組を有するインバータ回路を備え、前記第1および第3のスイッチング素子と第2および第3のスイッチング素子はそれぞれ共役的に動作する3レベルインバータにおいて、静止座標系におけるインバータの出力電圧の時間積分値を演算する手段と、その電圧時間積分値から誘導電動機の静止座標系における一次磁束ベクトル軌跡を演算する手段と、パルスモード切り換えを実行するときの一次磁束ベクトル軌跡の位相角およびインバータ変調率とに応じて軌跡中心のずれを予測演算する手段と、その予測演算された中心のずれを補正する電圧成分とその所要出力時間幅とを演算する手段と、この補償する電圧成分を所要時間幅だけ従来の制御電圧に加算して出力する手段とを設けて成ることを特徴とする3レベルインバータ装置。
IPC (3件):
H02M 7/48
, H02M 7/515
, H02M 7/5387
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