特許
J-GLOBAL ID:200903070072207509

電気泳動分離検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-168977
公開番号(公開出願番号):特開平10-019845
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 蛍光標識した複数試料を同一レーンで分析する電気泳動分析法、及び装置を提供する。【解決手段】 複数種類の蛍光体をエネルギ-供与体と、そこからのエネルギー移動によりエネルギ-受容体分子を励起し発光させる。複数DNA試料の塩基配列決定用試料は混合され、ゲルキャピラリー1の1つの泳動開始点に供給される。ゲルキャピラリー1と所定の間隙をもって対向するキャピラリー4が、シース溶液2が注入されるシースフローセル3の内部に配置され、シースフローセル3の内部にシースフローが形成される。レーザ5’-1、5’-2を、シースフローセル3の内部で約0.5mmだけ分離して照射する。各間隙で蛍光標識DNA断片から発する蛍光線像は、集光され第1〜第4のフイルター9-1〜9-4からなる分割フイルター9及び分割プリズム10で4分割され2次元検出器8に結像検出され、所定の処理が実行されて、最終的に塩基配列情報が得られる。【効果】 多種類のDNA等の生体関連物質の識別が容易にできる。
請求項(抜粋):
蛍光標識された試料を泳動レーンで電気泳動して分離検出する電気泳動分離検出方法において、前記試料を前記蛍光標識の複数種類で標識する標識工程と、前記蛍光標識された前記試料を電気泳動分離する泳動分離工程と、前記蛍光標識された前記試料に複数波長の励起光を照射して、電気泳動分離された前記試料を検出する検出工程とを有し、前記蛍光標識が、前記励起光により励起される励起用物質と、該励起用物質からのエネルギー移動により発光する発光用物質とから構成され、前記励起用物質と前記発光用物質として複数種の物質を用い、該複数種の物質の組み合わせの違いに基づいて、前記蛍光標識物の複数のそれぞれを識別して前記試料を検出することを特徴とする電気泳動分離検出方法。
IPC (2件):
G01N 27/447 ,  G01N 21/64
FI (5件):
G01N 27/26 325 B ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 27/26 315 K ,  G01N 27/26 315 Z ,  G01N 27/26 325 E
引用特許:
出願人引用 (6件)
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