特許
J-GLOBAL ID:200903070076563768
助手席用エアバツグ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187330
公開番号(公開出願番号):特開平5-024498
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 環境温度の変動があってもエアバッグの展開速度をほぼ均一にする。【構成】 コンテナ12内にエアバッグ10が折り畳まれて挿入されている。コンテナ12内に吸気孔40が設けられ、この吸気孔40を塞ぐための弁板42が設けられている。コンテナ12の後部のガスジェネレータ22のケーシングには、開放口14に向って開口する第1噴気孔44と、弁板42に向って開口する第2噴気孔46が設けられている。これら噴気孔44、46はシールテープ38で閉塞されている。環境温度が低い状態においてジェネレータ22が作動すると、ジェネレータ22内の発生ガスは第1噴気孔44のみを通ってコンテナ12内に流入し、吸気孔40を通過した大気と共にエアバッグ10を展開させる。環境温度が高い場合には、第2噴気孔46からもガスが噴出され、弁板42が押さえ付けられることにより吸気孔40を通過する大気流量が減少し、エアバッグは主としてジェネレータ噴出ガスのみによって展開され、過度に大きな速度でエアバッグが展開することが防止される。
請求項(抜粋):
前面がエアバッグ展開用の開放口となっており、側面に空気吸入用の吸気孔が設けられている保持箱と、該保持箱内に設けられており、該側面に被さって該吸気孔を閉塞させた状態と、該側面から離反して該吸気孔を開放させた状態とをとりうる弁板と、この保持箱内に折り畳まれて収納されているエアバッグと、前記開放口と対面する前記保持箱の後面部に固定されたガスジェネレータと、前記ガスジェネレータに設けられた、前記保持箱の前面に向ってガスを噴出する第1噴気孔及び該第1噴気孔よりも小径であり、前記弁板に向ってガスを噴出する第2噴気孔と、これら第1及び第2の噴気孔を閉鎖するようにガスジェネレータに被装されたシール手段であって、該ガスジェネレータ内の噴出ガス圧が第1の所定圧力以上になったときに第1噴気孔部分において開裂し、該第1噴気孔を通ってガスが保持箱の前記前面へ向って噴出することを許容し、噴出ガス圧が該第1のガス圧よりも高い第2のガス圧以上になったときに第2噴気孔部分において開裂し、該第2噴気孔を通ってガスが前記弁板に向って噴出することを許容するシール手段と、を備えてなる助手席用エアバッグ装置。
IPC (4件):
B60R 21/20
, B60N 2/44
, B60R 21/22
, B60R 21/26
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