特許
J-GLOBAL ID:200903070078976458

LDモジュール用自動温度制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-194093
公開番号(公開出願番号):特開平9-023035
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】LDモジュール10の内部温度を一定に保つための自動温度制御回路の高温時と低温時の温度制御の応答性の不均衡をなくすとともに、低消費電力化を図る。【解決手段】LDモジュール10に内蔵されている冷却/発熱素子であるペルチェ素子6に与える制御電流をスイッチング素子部5から供給する。CPU4を設けて、温度検出器1の抵抗変化を電圧に変換しディジタル変換した温度データをCPU4に入力し、温度データの非直線性を線形化し、その線形変換値を用いて決定したパルス幅によるパルス幅変調を行った駆動電圧をスイッチング部5に与えてペルチェ素子5を制御するように構成した。
請求項(抜粋):
外部からの駆動回路によって駆動され光ファイバに対して光信号を出射するレーザダイオードと、該レーザダイオードの出力をモニタするフォトダイオードと、前記レーザダイオードの温度に対応して抵抗が変化する温度検出器と、外部からの制御電流により冷却/加熱を行うペルチェ素子とが内蔵されたLDモジュールの内部温度が一定になるように制御する回路であって、前記温度検出器の抵抗変化を電圧に変換する抵抗ー電圧変換部と、該抵抗ー電圧変換部の出力をディジタル変換するA/D変換器と、前記ペルチェ素子に対して前記制御電流を出力するスイッチング部と、前記A/D変換器の出力から前記スイッチング部の駆動電圧を算出して出力するCPUとが備えられ、前記スイッチング部は、+電圧入力端子または-電圧入力端子に印加される駆動電圧によって前記ペルチェ素子に正方向または負方向の駆動電流を与えるように構成され、前記CPUは、前記温度検出器の温度変化に対する抵抗値変化の非直線性を線形化する線形変換テーブルが予め記憶され、該線形変換テーブルを用いて前記A/D変換器から出力される温度データを線形変換し、該線形変換値を用いて決定したパルス幅によるパルス幅変調を行って前記スイッチング部に対する前記駆動電圧を出力することにより、前記LDモジュールの内部温度が一定の温度になるように構成されたことを特徴とするLDモジュール用自動温度制御回路。

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