特許
J-GLOBAL ID:200903070080841330

フィッシャー・トロプシュ生成物を輸送する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  池田 幸弘 ,  梶原 斎子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-543979
公開番号(公開出願番号):特表2005-509058
出願日: 2002年11月12日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
天然ガスをシンクルードへ転化する設備は遠隔地点に位置する。これらの地点及びそれらを取り巻く共同体中では、ガソリン、蒸留物燃料、溶媒、潤滑剤等に対する需要が存在する。これらの生成物をシンクルードから製造することは可能であろうが、そのような製造設備の建造は非常に高価になり、遠隔地点でのそれらの操作は困難になるであろう。フィッシャー・トロプシュ・シンクルードはワックス状であり、然も、揮発性成分も含み、フィッシャー・トロプシュ生成物を遠隔製造地点から先進地へ出荷することと、販売可能生成物を先進地から遠隔地点へ出荷することの両方を複雑にしている。本発明は、遠隔地から先進地へのフィッシャー・トロプシュ・シンクルードの輸送及び先進地から遠隔地点への販売可能生成物の供給の両方に対し、安全な方法を記載している。
請求項(抜粋):
フィッシャー・トロプシュ・シンクルードを製造及び輸送する方法において、 a) 軽質炭化水素供給原料を合成ガスへ転化し、 b) 前記合成ガスの少なくとも一部分をフィッシャー・トロプシュ合成によりシンクルードへ転化し、 c) 前記シンクルードを、少なくとも一種類の20°Cでワックス状の留分、及び少なくとも一種類の20°Cで非ワックス状の留分へ分離し、然も、それら全ての留分は、それらの輸送温度で測定した時、約15psiaより低い真の蒸気圧を有し、60重量%より多い線状炭化水素を含有し、 d) 前記ワックス状及び非ワックス状留分を液体状態で一つ以上の輸送容器中に入れて第一地点から少なくとも一つの第二地点へ別々に輸送し、 e) 工程(d)の少なくとも非ワックス状留分を、少なくとも一つの第二地点で取り出し、そして f) 少なくとも一種類の最終販売可能生成物を、前記非ワックス状留分の入っていた輸送容器又はその一部分へ入れる、 ことを行う製造輸送方法。
IPC (2件):
C10G2/00 ,  B65G61/00
FI (2件):
C10G2/00 ,  B65G61/00 546
Fターム (2件):
4H029CA00 ,  4H029DA00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-301787
  • 特開平1-301787

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