特許
J-GLOBAL ID:200903070086611760
マイクロ波を用いて前立腺を加熱するシステムおよび方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
谷 義一
, 阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-504476
公開番号(公開出願番号):特表2004-500935
出願日: 2001年06月20日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
コヒーレントフェーズドアレーまたは非コヒーレントエネルギーによる前立腺組織の照射によって、良性および前良性病変(前立腺組織における任意の局部化した病理上の変化)と並んで前立腺の癌性および前癌性の状態を安全に加熱するためのシステムおよび方法を創出する。前立腺においてマイクロ波エネルギーなどのエネルギーをコヒーレントに合焦するために、尿道および直腸バルーンを介して患者の前立腺を圧迫することができ、前立腺の中央部に挿入される単一の電界プローブか、あるいは尿道および直腸壁上の2つの非侵襲性電界センサーのいずれかを尿道内および直腸内に置かれたアプリケーターに送られるエネルギー位相を調整するためのフィードバックシグナルを測定するために用いることができる。温度フィードバックセンサーは、治療の間中尿道および直腸壁温度測定するために用いられ、アプリケーターに送られるエネルギー出力を調整し、尿道および直腸壁を過熱するのを避ける。アプリケーターに送られるエネルギーは、治療の間中リアルタイムで監視され、所望の総エネルギー線量が施されたとき治療は完了する。
請求項(抜粋):
集中したエネルギーを前立腺に照射することによって、前立腺の癌性、前癌性、前良性、および良性の状態の1つを治療するシステムであって、
a)前立腺に近接する尿道および直腸の壁の温度を監視する手段;
b)エネルギーを前立腺に照射するために定置される少なくとも1つのエネルギーアプリケーター;
c)前記少なくとも1つのエネルギーアプリケーターに送られる初期のエネルギー出力を設定する手段;
d)監視される尿道および直腸壁温度に基づき、治療の間中、前記少なくとも1つのアプリケーターに送られる相対エネルギー出力を調整する手段;
e)前記少なくとも1つのエネルギーアプリケーターに送られるエネルギーを監視する手段;
f)前記少なくとも1つのマイクロ波アプリケーターによって、所望の総エネルギー線量が前立腺に送られた場合に、自動的に治療を停止する手段
を含むことを特徴とするシステム。
IPC (6件):
A61B18/18
, A61B17/00
, A61B18/00
, A61B18/12
, A61B18/20
, A61N5/02
FI (6件):
A61B17/36 340
, A61B17/00 320
, A61N5/02
, A61B17/36 350
, A61B17/36 330
, A61B17/39
Fターム (23件):
4C026AA01
, 4C026AA04
, 4C026FF11
, 4C026FF58
, 4C060JJ11
, 4C060JJ22
, 4C060JJ29
, 4C060KK01
, 4C060KK47
, 4C060KK50
, 4C060MM24
, 4C060MM27
, 4C082MA01
, 4C082MA02
, 4C082MC01
, 4C082MC05
, 4C082ME02
, 4C082ME18
, 4C082ME27
, 4C082MG01
, 4C082MG07
, 4C082ML07
, 4C082ML11
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
温熱治療装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-111793
出願人:オリンパス光学工業株式会社
-
放射線治療装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-286687
出願人:三菱電機株式会社
-
特開昭55-060470
前のページに戻る