特許
J-GLOBAL ID:200903070105631832

中空糸膜濾過塔の洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小原 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-180772
公開番号(公開出願番号):特開平11-009970
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 従来の薬液洗浄後のリンス操作では中空糸膜フィルタを所定時間浸漬しても中空糸膜モジュール内の各中空糸膜フィルタに付着した洗浄用薬液を中空糸膜モジュールの外側へ十分に拡散させることができず、洗浄用薬液を洗い落とすには大量の洗浄廃液を発生する。【解決手段】 本発明の中空糸膜濾過塔の洗浄方法は、塔本体1の下室2に流入した原水を中空糸膜モジュール5内の多数本の中空糸膜フィルタ51によって濾過し、この濾過水を上室3へ流出させる中空糸膜濾過塔において、塔本体1内から洗浄用薬液を洗い落とすリンス工程は、下室2を満水にする満水工程と、満水後の下室2内に空気を供給して各中空糸膜モジュール5内の水を攪拌してそれぞれの中空糸膜フィルタ51の表面から洗浄用薬液を水中へ拡散させるスクラビング工程と、このスクラビング後の下室2内のリンス廃水を排出する排水工程とを有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
塔本体内を一次室と二次室に区画する仕切部材と、この仕切部材に端部が固定され且つ上記塔本体の軸心に沿って上記一次室内に配設された中空糸膜モジュールとを備え、上記一次室に流入した原水を上記中空糸膜モジュール内の多数本の中空糸膜フィルタによって濾過し、この濾過水を上記二次室へ流出させる中空糸膜濾過塔において、上記中空糸膜濾過塔の洗浄工程として上記中空糸膜濾過塔を洗浄用薬液で洗浄する薬液洗浄工程と、上記塔本体内から上記洗浄用薬液を洗い落とすリンス工程とを有し、且つ、上記リンス工程は、上記一次室を満水にする満水工程と、満水工程中及び/または満水後の一次室内に空気を供給して上記各中空糸膜モジュール内の水を攪拌するスクラビング工程と、このスクラビング後の一次室内のリンス廃水を排出する排水工程とを有することを特徴とする中空糸膜濾過塔の洗浄方法。
IPC (3件):
B01D 63/02 ,  B01D 65/02 520 ,  B01D 65/06
FI (3件):
B01D 63/02 ,  B01D 65/02 520 ,  B01D 65/06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-280095
  • 特開昭62-294406
  • 膜分離装置の洗浄方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-192455   出願人:栗田工業株式会社

前のページに戻る