特許
J-GLOBAL ID:200903070112036826

回転抵抗付与装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164231
公開番号(公開出願番号):特開平6-074260
出願日: 1992年05月30日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 形状が小さくても大きな回転抵抗を安定して付与する。【構成】 内外輪1、2は中心軸1bまわりの単葉回転双曲面をなす軌道面1a、2aを備え、その間で軌道6を形成する。ころ3は、ころがり面が円筒形状で、一定角度傾斜して軌道に複数個配設される。ハウジング4は、軸方向に移動自在なようにボールスプライン8を介して外輪2を結合すると共に、軸方向の一定位置で内輪1を回転自在に軸受9を介して結合している。予圧ばね5は、軌道6の間隔を狭くする方向へ外輪2を付勢し、その付勢力は、内輪1と外輪2との間が自由回転方向に回転するときに目的とする所定の回転抵抗が得られるような付勢力である。【効果】 ころがり軸受クラッチ状構造により正確な回転抵抗を安定して付与できる。
請求項(抜粋):
内側回転体と、外輪と、ころと、中間部材と、付勢手段と、を有し、前記内側回転体は、その中心軸まわりの単葉回転双曲面をなす内側軌道面を備え、前記外輪は、前記内側軌道面との間で軌道を形成するように前記中心軸まわりの単葉回転双曲面をなす外輪軌道面を備え、前記ころは、ころがり面が円筒形状であり、前記軌道において該ころの中心線を前記中心軸を含む断面から一定角度傾斜して前記軌道の円周方向に複数個配設され、該ころの表面は前記内側軌道面と前記外輪軌道面とに線状に接触し、前記中間部材は、前記外輪が中心軸方向に移動自在なようにトルク伝達手段を介して前記外輪を結合すると共に、中心軸方向の一定位置で前記内側回転体との間で回転が自在なように軸受を介して前記内側回転体を結合し、前記付勢手段は、前記内側回転体と前記外輪との間が自由回転方向に回転するときに所定の回転抵抗を与えるような付勢力で前記外輪を前記中心軸方向であって前記軌道の間隔を狭くする方向に付勢する、ことを特徴とする回転抵抗付与装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-074641

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