特許

J-GLOBAL ID：200903070112621834

血管内装着型血流調節器及びバイパス用人工血管

発明者： 堀口 幸夫
出願人/特許権者： 堀口 幸夫
代理人 (1件)： 松永 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-318837
公開番号（公開出願番号）：特開平9-154863
出願日： 1995年12月07日
公開日（公表日）： 1997年06月17日
要約：

【要約】【課題】 バイパス用血管を移植する場合バイパス用血管と吻合血管との吻合部付近での狭窄・閉塞の発生を抑制する。【解決手段】 人体の2個所の血管1,2の間に自家血管又は人工血管等からなるバイパス用血管3を移植する場合に該バイパス用血管3内に血流調節器4を装着する。上記血流調節器4は、軸方向央部に両端よりも内径の小さい狭窄部5を有し、該狭窄部5の内径は、血流の流量、流速又は圧力がバイパス用血管3の血流を受ける側が吻合される血管2に適合するように設定されている。バイパス用血管の血流を受ける側が吻合される血管に適合する血流の流量又は流速は、それにより血管の壁面に作用する剪断応力が、血管が動脈の場合10〜50dyne/cm2 、血管が静脈の場合1.5〜15dyne/cm2 であり、これらの剪断応力に適合するようになっている。

請求項（抜粋）：

人体の少なくとも2個所の血管の間に自家血管又は人工血管等からなるバイパス用血管を移植する場合に該バイパス用血管内に装着される血管内装着型血流調節器であって、軸方向央部に両端よりも内径の小さい狭窄部を有し、該狭窄部の内径は、血流の流量、流速又は圧力がバイパス用血管の血流を受ける側が吻合される血管に適合するように設定されていることを特徴とする血管内装着型血流調節器。