特許
J-GLOBAL ID:200903070113251739

下向き斜坑トンネル掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353108
公開番号(公開出願番号):特開平11-182182
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 排泥ポンプが斜坑トンネル掘削機の後部に配設された場合でも切羽側の排泥管開口での泥水の吸引力の低下を防止でき、泥水の吸引効率が優れた下向き斜坑トンネル掘削機を提供する。【解決手段】 隔壁2により気密に区画された前方に設けられた隔室5内に蓄留する水と共に掘削回転盤3により掘削された掘削ズリを吸い込む排泥管18aの吸込口19を隔室5底部に開口させ、分流器25で分流された掘削ズリを含まない泥水を噴流ポンプ42で吸い上げて噴流管41を経て合流管40のノズル部から下流に向けて噴射させることにより、隔室5から吸い込まれた泥水を排泥管18b側に押し流す圧力を発生させ、トンネル掘削機本体1の後方に配置される排泥ポンプ24との間の排泥管18b〜18e中の泥水の水圧による吸込口19の吸引力の低下を補うようにした。
請求項(抜粋):
前後を気密に区画する隔壁により仕切られた前方の掘削回転盤との間に設けられた隔室内に送水ポンプにより送水された水を蓄留すると共に、前記掘削回転盤の回転により地山が掘削されて生成され、前記隔室内に落下した掘削ズリを該隔室内に蓄留する水と共に吸い込んで後方に搬出するようにした下向き斜坑トンネル掘削機において、掘削ズリと共に吸い込まれる水を後方に導く排泥管の開口を前記隔室の下部に固設し、前記斜坑トンネル掘削機の後部に前記排泥管内の水を吸引する遠心吸水式の排泥ポンプを設けると共に前記排泥管の開口の下流側直後に前記排泥管内の水を吸引して下流側に押し込む補助揚水手段を設け、該補助揚水手段による水の揚水により、前記排泥ポンプより上流の前記排泥管内の水の水圧による前記開口での水の吸引力の低下を補うようにしたことを特徴とする下向き斜坑トンネル掘削機。
IPC (4件):
E21D 9/12 ,  E21D 9/02 ,  E21D 9/06 301 ,  E21D 9/10
FI (4件):
E21D 9/12 F ,  E21D 9/02 ,  E21D 9/06 301 S ,  E21D 9/10 A

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