特許
J-GLOBAL ID:200903070127167137
空気入りタイヤ及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145572
公開番号(公開出願番号):特開平10-329510
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 偏摩耗の発生を抑え、摩耗中期以降も充分な氷上性能を発揮することのできる空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 キャップ部12Aを球状独立気泡を有する発泡ゴムとし、ベース部12Bを球状独立気泡と樹脂の保護層26で被覆された長尺状独立気泡24とを有し、摩耗中期以降に露出する発泡ゴムとする。保護層26で被覆された長尺状独立気泡24は潰れ難いため、ベース部12Bのゴムは変形し難くなる。摩耗中期以降のブロック18は殆どベース部12Bのゴムとなって剪断変形し難くなり、偏摩耗が抑制される。踏面に露出した長尺状独立気泡24は排水路の役目をして接地面内の水を効率良く排除水する。摩耗中期以降において偏摩耗が抑制されると共に長尺状独立気泡24による排除水作用が得られるため、摩耗中期以降も充分な氷上性能を発揮することができる。
請求項(抜粋):
1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカーカス層のクラウン部外周にベルト層とトレッドゴムを順次配置した空気人りタイヤであって、前記トレッドゴムは、タイヤ半径方向外側に配置されるキャップゴムとタイヤ半径方向内側に配置され摩耗中期以降に露出するベースゴムとを有し、前記ベースゴムは樹脂からなる保護層により被覆された長尺状独立気泡を有する発泡ゴムからなり、前記キャップゴムは略球形の独立気泡を有する発泡ゴムまたは発泡していない通常ゴムからなることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (7件):
B60C 11/00
, B29C 35/02
, B29D 30/04
, B32B 5/18 101
, B29K 21:00
, B29K105:04
, B29L 30:00
FI (5件):
B60C 11/00 B
, B60C 11/00 D
, B29C 35/02
, B29D 30/04
, B32B 5/18 101
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